旅と計画

計画と計画倒れとの記録

おひとり様クルーズの実態:船内での過ごし方

船内の生活も楽しみたいと思ったので終日航海のあるクルーズを予約しましたが、結局寄港地でも半日くらいしか上陸しなかったのでクルーズ中はほとんど船内生活でした。

最初に驚いたのが出航日の22時からダイヤモンド半額セールがあったこと。いきなり?!夕食後にショーを見に行った帰りにお店の前を通りかかったら開始30分前くらいに既に人だかりが。アニバーサリークルーズの方が多いからなのか、見るだけはタダだからなのか、いきなりの熱気にちょっと引いた。その時にカフェ前の広場ではお酒のご予約会が絶賛開催中。予約しておくと下船の時に受け取れる仕組みらしい。この広場では毎日、フォーマルディナー用のプチプラアクセサリーワゴンセールや高級時計の割引セールが開催されていて、みんなの購買意欲を刺激していた。

ナッソー到着前日には専門家による宝石を買う時にボラれない方法と信頼できる店の割引券配布イベントも何度も館内放送で案内されてて、ナッソーって宝石が有名なんだとこの時に知る始末。

カジノはオープンしている時に行ってないので人出はよくわからない。これは乗船直後の営業していない時に撮ったもの。f:id:sashim:20171031011113j:plain劇場は先着順の自由席。始まる前にはドリンクの注文をウェイターが聞きにきていた。音楽のショー(70-80年代のソウル・ポップスと、90-00年代のロック・ポップス)は楽しかったけど、コメディーショーは言葉がわからないとキツいので不参加。その代わりに他のバーで音楽を聴いたりしてた。開演していない日中はこの状態でオープンしているので、飲み物を持ち込んで世間話に夢中になるおばさまも。静かで穴場だからね。f:id:sashim:20171031055309j:plain早朝のプールサイド。世界各国の言葉で「おはようございます」と表示。日の出が7:30頃なので、真っ暗だけど6時頃なんですよ。もう起きてビュッフェの会場を待つ人が十数人。カフェは開いてる時間なので、私はコーヒーを持って甲板を散歩したりしてました。f:id:sashim:20171031193541j:plain劇場付きのジャズ・ソウルのビッグバンドが日中にバーで演奏会をすることも。これは始まる前の写真なのでお客さんいないけど、たくさんの人が聞きにきてた。ここのバーでは他にもジャズ・フュージョンのピアニストと、イージーリスニングのギタリストがよく演奏していた。f:id:sashim:20171101044802j:plainバンドは何組も乗っていて、プールサイドやココケイのビーチサイドで演奏するカリプソやレゲエのバンド、吹き抜けのホールで演奏する60-80年代のロックを演奏するバンド、夜にバーでチャチャチャやサルサなどラテンダンスの演奏するバンドなど。この他にもクラブDJも乗っていた。クラブは行ってないのでどんな系統なのかはわからぬ。ロックバンドは生音カラオケ大会も担当していた。カラオケは通信カラオケ大会も何度か開催されていてみんな好きだなーと思った。

私はラテンバンドの演奏が気に入って、夜遅くない限りは欠かさず聞きに行った。ボールルームダンスを踊っているご夫婦もいたし、サルサになるとみんな大騒ぎでダンスフロアに飛び出して行ってた。

お昼のラウンジでは絵画オークションも数回開催されていて、かなりの人が参加してたみたいだった。オークションに出る絵画は前もってラウンジに飾られているので、そこで目をつけておいたものを競り落とす仕組み。参加しませんでしたが。

のんびりと景色を見るもよし、プールサイドで映画をみるもよし。ロイヤルカリビアンはユニバーサルと提携しているらしく、公開中の映画が数本上映されてた。私はナッソーの街ブラから戻ってきて途中からワンダーウーマンを見た。怪盗グルーやバットマンも時間が合えば見たかったけど他のイベントに行ってしまったので見れず。グルーは帰りの機内で見たけど。

ハロウィンクルーズだったので当日は朝から船員が仮装していたり(レセプションのお姉さんがワンダーウーマンの仮装で乗客からヒューヒュー言われてて、仕事とはいえ大変だなーと思った)、子供仮装パレードや大人の仮装コンテストも開催されて盛り上がってた。優勝者はトランク2つ分を持ち込んだ風と共に去りぬの仮装のご夫婦。そこまでするか。会議室を使ったお化け屋敷も夜に開催されていたけど、かなり並んでたので出直したらもう終わってた。残念。

他にはチャチャチャを踊ってみようとか、プールで腹打ちコンテスト、セクシーダンスコンテスト(お笑い寄り)も定番みたいで盛り上がってた。

なので一人でも全く暇でやることがないってことはなかった。○○といえば何?とか、カップルいじりとか、トークが中心のイベントは語学の問題で参加しなかったけど、それもわかると文化的な違いとか感じられていいんだろうなー。とにかく船内は色んなイベントですごく楽しいので、私は終日航海日がもっとあっても良かったと思った。大型船ならさらにイベントがあるだろうし。f:id:sashim:20171031230701j:plainなのでこれから申し込みされる方もぜひ終日航海日があるクルーズに申し込んで欲しいなと思います。お勧めです。

おひとり様クルーズの実態:エクスカーション

2日目に終日クルーズの午前中に船内ツアー、3日目にナッソーでサンセットクルーズに参加しました。船内ツアーはロイヤルカリビアンのエクスカーションの中でも人気のツアーだと聞いていたのでぜひ参加したいと思っていたけど、ほかの大型船では150USDくらいするので、あまり高いと参加できないなぁと思っていたらマジェスティではなななんと!49USDと格安。1日に2-3回開催されているので一番早い10時スタートのものを事前にウェブサイトで申し込んだ。

申し込み完了メールは届いているけどバウチャーみたいなものがないので、当日どうすればいいんだろう?と思っていたら、前日の夕食が終わって部屋に戻るとターンダウン時に船内新聞と一緒にチケットがベッドの上に置かれていた。

当日はエクスカーションデスクに集合してデスクの人と一緒に出発。先ずは操舵室から。船長はちょうど不在で、フィリピン人副船長の説明で着岸時に使う船側の操舵ユニットなども見せてもらった。f:id:sashim:20171031231842j:plain次は一番下の階に降りて機関室に。機関室はエンジンを動かすだけだと思っていたら、客室などの電気の発電や給湯もここでコントロールしているのだそうで、意外と身近な部署だったことに驚く。f:id:sashim:20171031232840j:plain洗濯室。タオルがいっぱい。船内のものを洗うのは大型の洗濯機を使うけど、お客さんの洗濯物を洗うのは奥に見える家庭用の洗濯機で洗濯しているそうです。f:id:sashim:20171031235712j:plainシーツやテーブルクロス用の大型アイロン。説明しているのはエクスカーションデスクの担当者。f:id:sashim:20171031235926j:plain移動途中に船内新聞などを印刷する印刷室も見えました。突然航路が変更になることもあるから入稿の締め切りが厳しそうだなと思った。

飲み物倉庫。この他にも高級飲み物倉庫もありますが、そっちは普段から鍵がかかっていてこの時も場所しか教えてもらえませんでした。厳重。f:id:sashim:20171101000505j:plain肉や魚の冷凍庫。牛・豚と鶏・魚で冷凍庫を分けていて、どちらかが故障して中の食料がダメになってももう一つでカバーできるようにしているそうな。f:id:sashim:20171101000807j:plainお豆腐も箱で用意されています。f:id:sashim:20171101000914j:plainパスタ用小麦粉。f:id:sashim:20171101000924j:plain野菜の冷蔵室。食料と水は、アメリカの法律で航海日数プラス3日分を積んでいることが義務付けられているのだとか。海の状態が悪くて着岸できなくても持ちこたえられるようにということみたいです。食料班は、調理班のシェフから要望のあった食料をきちんと仕入れることと検疫がメインの業務で、食中毒については調理班の手が入っているので責任はないのだそう。f:id:sashim:20171101001125j:plain調理場では夜の準備がすでに始まっています。首のスカーフの色で階級がわかるようになっているのだとか。f:id:sashim:20171101002411j:plainパンやピザクラストを作るところは発酵器やオーブンがあるから暑かった。f:id:sashim:20171101002612j:plainこの他にもビックリしたのは人事・総務といった管理系の部署も船内にあること。確かに船員の補充も一斉にやる訳じゃないだろうし、給与の支払いもあるだろうからなきゃ困るんだろうけど意外だった。人事の近くにはATMもあった。

最後にエクスカーションデスクに戻って、記念品のロープの結び方キットとツアー限定のカードホルダーをもらって解散。面白かった。時間と財布が許せばぜひ参加してほしいツアーでした。

ナッソーのサンセットクルーズは当日のお天気もあるので乗船してからデスクで申し込んだ。デスクで申し込むとその場でチケットをもらえるけど、どの日もすごく混んでた。なのでお天気や体調に関係なく参加すると決めているのだったら事前に申し込むと割引が効く場合があるのでウェブサイトから申し込んでおいた方が時間の節約になると思う。

29USDでソフトドリンク飲み放題というものだけどさて。参加者は若い人が中心で20人くらい。集合は船を降りた所。

クルーズポート近くの船着場から乗船するのだけど、明らかに漁船を改造したグラスボート。これ日中はグラスボートで営業してるやつだな。飲み放題のドリンクと渡されたのは、使い捨てのプラカップに薄いフルーツパンチが入ったもの。他の飲み物は有料。f:id:sashim:20171102062538j:plainクルーズポートからアトランティスホテル側に船は進んで行きます。有名人の別荘の解説がずっと続いてるけど誰なのかよくわからない。かろうじてプレスリーくらい。さらに沖合いの小島に移動して日が沈み始めるまでグラスボートタイム。暗くなってきたけど結構魚は見えて面白かった。f:id:sashim:20171102064830j:plainしばらくして通ってきた所を戻りつつ乗客は記念撮影。マジェスティを残して他の船は次々と出港。その出港待ちで日が沈む時にはベストポイントに行けず若干グダグダ。下船の時にはチップをありがとうの看板と箱を持ってのお見送りだったけど、誰も払う人はいませんでした。f:id:sashim:20171102072821j:plainやっぱデカいなぁ、アンセム。次は超大型船に乗っても面白いかもしれない。f:id:sashim:20171102073615j:plainガチガチに予定を入れてしまうのも大変だと思うので、どうしても参加したいものや人数制限のキツいものは事前に予約をして、あとは船内で天候や体調に合わせて申し込むのがいいんじゃないかなと思います。

おひとり様クルーズの実態:食べたものとドリンクパッケージ

ビュッフェもダイニングも、どちらもメニューがバラエティーに富んでいて良かった。朝食で一緒になったおばあちゃんが「ここは食事が色々選べるのがいいのよ。リバークルーズに息子が参加したけど、出て来たものを食べるしかなくて辛かったらしいの」と話していたので、今日この気分じゃないのになーという時にそれしか食べられないのは確かに辛かろうと思った。

クルーズ関係の旅行記を見ると触れられていることが多いドリンクパッケージ (飲み放題)ですが、ウェブサイトから事前に申し込むと割引になるというので、ソフトドリンク飲み放題のパッケージ を申し込んでおきました。元が取れるかどうかというよりも、下船時に細かい清算チェックをしなくていいし、いちいち頭の中でレート換算したりして飲もうかどうしようか考えなくていいのが良かった。レストランのミネラルウォーターも大ボトルじゃないノンブランドのものならカバーしているし、カフェはスターバックスが入っていたので通常のコーヒーやチャイだけでなくフラペチーノもカバー、ノンアルコールのフローズンダイキリやピニャコラーダもカバーしているので暑いプールサイドでシェイク感覚で飲めたのも良かった。

乗船後に食べたビュッフェランチ。エビは大人気。私は野菜を食べたかったのでタコスも。ディナーを早い時間でお願いしていたので控えめにした。ローストポークみたいなガッツリしたものもあった。f:id:sashim:20171031001738j:plain出航したらすぐに着替えてダイニングへ。小さいテーブルでお願いしていたら結婚記念日クルーズの30代カップルと1人参加の20代女子との4人テーブルになり私だけ会話が弾まず気まずかった。1人参加の時には大きい丸テーブルでお年寄りに可愛がってもらった方が気楽かもしれない。

前菜はマグロのタルタル。ちょっとピリッとしていて美味しかった。f:id:sashim:20171031072751j:plainメインはポークチョップ。オレンジとスパイスのソースはすごく美味しかったけど、ボリュームが凄くて必死で食べた。f:id:sashim:20171031074632j:plainデザートはバナナのクレームブリュレ。美味しかった。f:id:sashim:20171031081315j:plain翌朝はスタバでカフェオレをテイクアウトしてビュッフェへ。朝日が昇ってますが7:30頃です。無料の水やジュース、コーヒー、紅茶はワゴンが行き交っているので取りに行かなくてもいいのが楽。ビュッフェでは朝食時に朝カクテルのハッピーアワーをやっていて、日替わりカクテルや発泡ワインの販売もあります。f:id:sashim:20171031204235j:plain日航海日なのでお昼はメインダイニングに行ってみた。2人がけに1人で座れた。自分で具とドレッシングを選択して作ってもらえるサラダが美味しかった。量が多くてこれだけでもいいくらいだったけど。f:id:sashim:20171101004848j:plainやっぱり卵を入れるとお腹にたまるな。f:id:sashim:20171101005008j:plainメインは白身魚トルティージャ三種のソース。アッサリしてて量も控えめだったので良かった。近くの席の人が食べていたスライダーも美味しそうだったけど量は多そうだった。f:id:sashim:20171101011429j:plainデザートはバナナパイとシナモンアイスクリーム。どちらも美味しかった。f:id:sashim:20171101012622j:plainプールサイドでたくさん売られてたパイナップルカクテル。パイナップルの容器に好きなカクテルを入れてもらえるものだけど、ドリンクパッケージ には含まれないので別料金。ノンアルコールカクテルで10.60USD。

ビュッフェのフルーツにパイナップルは必ずあるから、有効活用だなーと思いながら海を見ながら一人で飲んだ。やっぱり気持ちが盛り上がっているところにこういうのを出されるとつい買ってしまうらしく、クルーズを通じて飲んでいるお客さんが多かった。f:id:sashim:20171101023649j:plain朝昼晩と出てくるパンはどれも本当に美味しかった。f:id:sashim:20171101070349j:plain2日前の夕食はまず海老のビスク。f:id:sashim:20171101071103j:plainガチョウのローストを頼んだら26-27センチくらいの靴くらいの大きさのものが出て来て、皮がパリッとしてて美味しいんだけど残してしまった。f:id:sashim:20171101072408j:plainデザートはチョコレートスフレ。甘い。とにかく甘い。f:id:sashim:20171101075012j:plain3日目の朝は午前中にナッソーの街をブラブラするだけにしようと思ってたので、ゆっくりとメインダイニングで朝ごはん。大テーブルにいろんな人と一緒に着席。

エッグベネディクト。塩気がちょうどよくて美味しかった。パンやサラダ、果物、ジュースは自分で取りに行く感じ。f:id:sashim:20171101213452j:plainナッソーの街で買い物して疲れたので船に戻ってビュッフェの昼食。南アジア系のシェフが乗っているみたいで、カレーやサモサが全日用意されてた。中華はあるだろうと思ってたけど、カレーは意外だった。しかもきちんと辛い。f:id:sashim:20171102010734j:plainビュッフェのデザートは小さめでいろんなものを食べやすくて嬉しい。f:id:sashim:20171102013833j:plain夕方はサンセットクルーズに出かけたのでメインダイニングの開始時間に間に合わず、カフェでサンドイッチとコーヒーをテイクアウトして部屋で軽く食べた。カフェのサンドイッチやペストリーはいつも何種類か用意されてるので短い時間で食べたい時にも便利。f:id:sashim:20171102075807j:plainショーが終わってビュッフェに行ってみたら海老・カニのボイルはほとんどなくなってた。ビュッフェで夕食をとってる人もかなり多いのかもしれない。着替えたりしなくてもいいし、子供連れだったらそっちの方が楽だろうし。残り物っぽいですが実際残っているものが少なくてあまり選べず。中華ナイトだったみたいで中華メニューが多かった。f:id:sashim:20171102093750j:plain翌朝はココケイのビーチでバーベキュー。解放的なところで食べるご飯も楽しいとは思うけど、いかんせん風が強いのとテーブルが少なかったので、船に戻って食べればよかった。f:id:sashim:20171103013401j:plain最後のディナー。前菜はエスカルゴ。ちょっと油っぽく思ってたのと違った。f:id:sashim:20171103071257j:plain気になったのでローカロリーメニューからナスのテリーヌ。ローカロリーメニューは前菜・メイン・デザートを全てそこから選べば800キロカロリーくらいに抑えられるらしい。あっさりしていて美味しかった。f:id:sashim:20171103071952j:plain前菜を2つ頼んだのでメインは少なめにしてとお願いして出て来たのがこれ。絶対少なくない。意地で食べた。f:id:sashim:20171103073827j:plainいちごのアイススフレ。こっちも思ったのと違った。これだったらアイスクリームにすればよかった。最後のディナーだけど思ったのと違ったのが多くてちょっと残念。私の選択ミスなのだが。f:id:sashim:20171103081216j:plain下船前。朝早すぎてビュッフェが開いてないのでカフェで気になってたペストリーをテイクアウトしたら、中にジャムか何か入っているかと思ったら上に乗っかってるだけだった。チェリーのペストリーも美味しそうだった。f:id:sashim:20171103190758j:plain野菜が食べたかったのでチャチャっと開きたてのビュッフェで急いで食事。f:id:sashim:20171103194531j:plain朝ごはんものんびり食べたかったなぁ。次は下船ものんびりできるスケジュールだといいなぁ。

おひとり様クルーズの実態:内側船室のご紹介

マジェスティ・オブ・ザ・シーズの内側船室6083号室のご紹介。

エレベーターホールから回り込んだ所にある船室で、ちょっとうるさいかなぁとも思ったけど全くそういうことはありませんでした。下船前夜に廊下に出されていたスーツケースについていたタグを見たら隣と向かいの部屋の方はダイヤモンド・ダイヤモンドプラスのステイタス持ちだったので、結構狙い目の部屋だったのかも。

最高と思ったのは、部屋に近いエレベーターホールから階段を上がるとカフェと劇場、下りるとレセプションとメインダイニングなので移動がとにかく楽だったこと。ちょっと部屋に忘れ物を取りに行くとか、朝もカフェに寄ってからビュッフェに行くとか面倒に感じずできたのが良かった。

一人なのでダブルのままで使ってます。写真右側の壁からベッドまでの間は50-60センチくらい。私はスーツケースの大きさがそれくらいだったので、床において広げて開きっぱなしでベッドの下に入れてたけど、それ以上の大きさだと床に広げて開けるのは無理でしょう。f:id:sashim:20171031020808j:plainクローゼットは小さ目。多分新しい船だったらもう少し大きいんだと思う。2人だったら一杯になっちゃうかな。ハンガーの左側に棚があって、その下に救命胴衣がおいてあります。引き出しはドレッサーの所にある3段のみ。その内1つはドライヤーが入ってた。f:id:sashim:20171031020732j:plainティッシュボックスを入れるところはあるけどティッシュは入ってなかった。お願いすれば持ってきてくれるのかも?部屋とはかなりの段差があるので段差に弱い人は要注意。f:id:sashim:20171031020750j:plainシャワーは勢いもあるし温度も熱くできるので全く問題なし。湿気は籠りやすいのか、水着を干してても翌朝だと生乾き感があった。f:id:sashim:20171031020800j:plain気のおけない人と2人で泊まるなら十分。3人部屋はもう少し大きいのかもしれないけど、ここと同じ大きさで天井ベッドだったらキツいかなーと思った。シャワーの順番とかもあるし。ジムにシャワーがないかと思って探索に行ったけど見つけられなかったし。

おひとり様クルーズの実態:いよいよ乗船

注意:人によっては怖く感じるかもしれない写真があります。

 

大きな船は乗船時間をウェブチェックイン時に指定すると色々なブログに書いてあったけど、私の乗ったマジェスティは小さめの船だったのでクラス別に10:30からスイートや上級会員の順に乗船開始だった。

家で印刷して来たチケットを受付に出したら「1人で来たの?勇気があるわね〜」と言われた。外の荷物の受付も乗船手続きのカウンターもおじいちゃん・おばあちゃんが多かった。リタイア後に暖かい所に住んで週何日かのアルバイトと考えればクルーズターミナルの仕事は時間も長くないし都合がいいのかもしれない。

クルーズカードをもらった時に、カードホルダーを持ってくるのを忘れていることに気づいた。そこを見越しているのか待合所にはカードホルダーや日焼け止めやスキューバセットを売るお店がオープンしている。まんまと10USDでミニオンのカードホルダーを買って首から下げる。船内の売店でも船の名前の入ったホルダーを売っていた。f:id:sashim:20171030233154j:plain11:30くらいには乗船。みんなハイテンション。f:id:sashim:20171030235926j:plain船内に入るとなんだか変な感じ。どうしてこんなに手すりとかに布を巻きつけているんだろう?と思ったら時期的にハロウィーン・クルーズなのでした。そんなこと一言も予約画面には書いてなかったけど、生活の中に浸透しているからわざわざ書かなくても当たり前なんでしょうね。f:id:sashim:20171031000226j:plain

f:id:sashim:20171031000453j:plain乗船した途端にドリンクパッケージの申し込みデスクがいたるところに設営されていて、既にハードリカーと思しき透明な液体を飲んでいる人もたくさんいた。私は前もってウェブで申し込めば割引になったので、そっちでソフトドリンクのみのパッケージを申し込み済み。f:id:sashim:20171031000211j:plain甲板に出るとアンセム・オブ・ザ・シーズが帰って来た。デカい。この後、ナッソーでも再会。f:id:sashim:20171031003619j:plain私たちが預けた荷物の積み込みも急ピッチで行われています。f:id:sashim:20171031014138j:plain向こうに見えるのがディズニードリームとアンセムf:id:sashim:20171031014831j:plain昨日、ケネディ宇宙センターのツアーガイドさんに教えてもらったロケットの打ち上げも見ることができました。音と衝撃をぜひ体験してほしいとガイドさんに言われたけど、本当に他の物では感じたことのない打ち上げならではの音と衝撃でした。

オーランドでは時間を問わず打ち上げがあるのでローカルニュースの「今日の打ち上げ」コーナーで時間を知らせているみたいです。宿の朝食会場で流れてたニュースでも流れていたので、乗客はみんな打ち上げがあることを知ってる。なので避難訓練中もソワソワしていて「打ち上げも気になるでしょうが避難訓練には必ず参加してください」という館内放送が流れることに。f:id:sashim:20171031043510j:plain避難訓練もロケットの打ち上げも終わりいよいよ出港。ものすごい速さで進んでいきます。何でだろう?と思っていたら、免税店やカジノはアメリカの岸から何キロ以上離れていないと営業できないみたいなんですね。食事や宿泊はコミコミなので、売上をあげるためには飲み物や免税品を売ったり、カジノで張って貰うしかない!でも押し付けがましさはなく、乗客も非日常を楽しんでいてリゾート感にあふれてました。f:id:sashim:20171031051839j:plain夕食前に部屋に帰るとお掃除係のフランシス(ヒスパニックのおじさん)が挨拶にきてくれた。ちょっとシャイな感じの人。お掃除は丁寧でやりとりも親切だった。

クルーズ初めての人向け船内ツアーに参加。大きな船じゃないので短い時間で一通り周れるし、どこに何があるというのもすぐに覚えられたので、初めてのクルーズがこのクラスの船で逆に良かったかなと思った。

ポート・カナベラルへのシャトルバス

ロイヤルカリビアンの送迎バスもあったんですが、片道40USD近くしたので何か他に方法はないかなー?と探していたらありました。

空港および空港付近のホテルからポート・カナベラルまで往復で40USD。申込み後にリコンファームとしてメールを返信したりするのに英語のやりとりが必要ですが、難しい表現はないメールだったのでチャレンジしてみる価値はあると思います。チップはみんな渡してたけど、私は行きも帰りもバタバタしている内に渡しそびれました。

私の泊まった宿からもピックアップしてもらえたけど、ちょっと遅めの時間だったので船内を満喫したいのに乗船時間が遅くなるのは嫌だと思って、空港から出発する一番早い便で行くことにしました。宿から空港までは前日に時間を予約した宿の無料空港シャトルで向かいます。

乗り場に到着したら既に中にはお客さんが12-3人くらい。運転手さんに往復の料金を払って(現金・カードOK)乗り込みます。

私以外のお客さんは全てディズニークルーズだったので、先にディズニークルーズのターミナルに寄ってからロイヤルカリビアンのターミナルに。f:id:sashim:20171030231238j:plain「帰りは僕たちの仲間がシャトルバス乗り場の所に看板を持っているから声かけて、もし予約した時間に降りてこれなくてもそいつに言って」と言われて、帰りのシャトルバス乗り場がわからないと言ったら、運転手さん降りて案内してくれました。場所はわかったけど会えるかどうかはまた別だからなーと思っていたけど無事に会えました。実際は着岸が30分くらい遅れたので、シャトルはディズニークルーズのターミナルに一度行ってしまっていたんだけど、シャトルバス乗り場のおじさんが運転手さんに携帯で連絡してくれたら戻って来てくれたので、空港にも余裕を持って行くことができて本当に助かりました。

ターミナルのシャトルバス乗り場で気づいたのは、クルーズ会社のオフィシャルのシャトルバス以外にもシャトルバス会社が行き先毎にいくつかあることと、降りた当日でも申し込みができるということ。料金はおおっぴらに見せてなかったのでいくらか分からなかったけど、クルーズ会社のシャトルバスよりは安く設定しているんじゃないのかなぁと思ったり。家族経営っぽい感じで暖かく、対応も親切だったので次もポート・カナベラルから乗船する機会があればここにお願いしようと思います。

ケネディ宇宙センター観光

VeltraでLCC(管制室)が見学できる特別ツアーを予約。

往復の交通だけの申し込みもできたけど、滞在時間が短めだったのでガイド付きのツアーを予約することにした。開催曜日の関係で通常のツアーよりもお高いけど期間限定で開催されている管制室に入れるツアーに申し込むことに。参加する1ヶ月半ほど前に申し込んだのでまだ開催人数に達していなかったらしくそのまま放置、1ヶ月前を切ったら開催決定のメールが届きました。

ホテルに迎えにきてくれた時に実際の参加者が私とテーマパーク巡りに来ている同世代の女性2人組の3人だとわかり、この2人組がいなかったらツアーが催行されなかったと心の中で感謝した。夏休みとクリスマス休みの間だったから、ちょっとしたオフシーズンだったのかなぁ。

先に感想を書いてしまうと、興味がある人にとってはものすごく良いツアー。興味はないけどとりあえず珍しい所に入れるみたいだからというくらいの人だったら別の所か日程を調整して通常のツアーに行った方が費用対効果を感じられると思う。

通常のツアーと違うのはLCCに入れるところくらいなので、共通している部分でガイドツアーを申し込んで良かったところをあげると、ガイドさんが空いてるところから案内してくれるのがまずいい。時間帯によって空いてる展示を熟知しているので、写真を撮る時に人が邪魔で〜ということが少ない。団体さんのツアーがお昼前にドドっと押し寄せるから、混んでるところはものすごく混雑しているのです。私が行った日曜日もクルーズ船からの日帰りツアーのバス20台がお昼前に到着したみたいで急に園内が混みました。

日本語で園内の説明をしてくれるアプリもあるというのでそれを使って個人見学しようと思っていたけど、やっぱりガイドさんが説明してくれるのは楽。LCCの見学時の園内ガイドさんはベテランのおじいちゃんでもちろん英語なのですが、ツアーのガイドさんが訳してくれるので必死で聞く必要がなく見学に集中できるもの良かった。f:id:sashim:20171030054540j:plainツアーのバンは開園前に到着。駐車場には宇宙飛行士の名前がついてます。それにしても曇ってて寒い。珍しく私が出かけた時はオーランドに寒波が来ていて、風も強く寒かった。園内の売店でパーカーを買ってすぐに着ている家族もいたくらい。私も暖かいと思って着替えは夏服しか持って来てなかったんで、日本から着てきた服を着っぱなしでした。入場時には手荷物検査があります。f:id:sashim:20171029214822j:plainアトランティス。激務でお肌ボロボロ。やっぱり本物だと思うと胸に迫るものがあります。ここに来るまでの演出も凄く感動的。f:id:sashim:20171029232832j:plain私はずっとスペースシャトルの表面はタイルだと思ってたけど、それは最初期だけで途中から軽量化のために布製になったんだとか。パーツが複雑な形なので手縫い!道着みたい。f:id:sashim:20171029233937j:plainスペースシャトルの着陸時の操縦席と同じGを体験できる滑り台。靴を脱いで滑ります。最初はすごく怖いけど、滑り出したら意外とあっという間だし安全。f:id:sashim:20171030013709j:plain

f:id:sashim:20171029234633j:plainロケット広場。つくばセンターとは数が全然違う。f:id:sashim:20171030005141j:plainいよいよLCCツアーに。ガイドのおじいちゃんは宇宙飛行士の会見に立ち会うくらいのベテランだし、バスの運転手さんも宇宙飛行士が発射台に行く時のバスを運転するくらいのレベルの方で特別感が凄い。f:id:sashim:20171030022839j:plainロケット組み立て工場の右にある低い建物にLCCがあります。f:id:sashim:20171030024110j:plainLCCの中は学校みたい。f:id:sashim:20171030032450j:plain窓の向こうに発射場があるけど、管制席は反対向き。実際の発射シーンを管制官は見れないんだとか。f:id:sashim:20171030032452j:plain

f:id:sashim:20171030035004j:plainバスで移動して発射場に。小高くなってるところが発射台になる所。周囲の高いアンテナのようなものは避雷針。f:id:sashim:20171030041645j:plainその後、ロケットを発射場に運んで行く超巨大な車の横を通ったりしながらサターンロケットの展示場に。ここで通常のツアーと一緒になります。f:id:sashim:20171030044757j:plainここには月面車も展示されています。とにかく盛り沢山で大満足のツアーでした。お土産もスヌーピーとのコラボTシャツとかお手頃価格で、他のTシャツも合わせて何枚か買ったけど、それがクルーズ中に大活躍するとはこの時は思ってなかったのでした。