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旅と計画

計画と計画倒れとの記録

ハバナ・トリニダー間の移動

ハバナとトリニダー間はタクシーを使うことにしていた。4人集まれば1台貸し切れるという情報を仕入れていたし、大人なので1人が2人分払って移動してもいいやと思っていた。

モロッコに行った時のようにメールで宿の手配をする時に一緒にお願いできれば一番良かったけど、そこはモロッコとは違う事情があり無理だった。というのが実際にキューバに行って宿で話をしていると、メールや電話などで予約を入れるもののドタキャンされて空きができるということが少なからずあるようだった。そうなるとモロッコの場合はカード決済を導入している宿も多いのでデポジットを取ることができるけど、キューバのカサは基本が現金決済なのでまるまる稼ぎがなくなる。なので出来るだけ確実にお客を取りたいなら顔を合わせて前金を取って予約を受けるか、リコンファームを頻繁に客に求めるかといった方法を取るしかないようだった。

タクシーは運転手に直接交渉する手もあるだろうけど、タクシー手配師を宿が知っていたりするのでそこでお願いするのもいい。乗り合いする客を探さなくてもいいし、宿に迎えに来てくれるのが楽だ。ハバナとトリニダー間は朝発昼着、昼発夜着で往復しているタクシーが必ずあるようで、料金は横並びっぽく1人30CUCだった。運転手個人と交渉すればもっと安くできるかもしれない。1日で1往復するので昼発便の運転手は時間とともにグッタリしていくけど、なんとか事故もなく到着できた。

ハバナ→トリニダー

当初の計画ではハバナに夕方到着後にタクシーを手配をして翌朝出発、昼過ぎにトリニダー着の予定だったけど、手配が遅かったため午後出発しか取れなかった。ハバナで泊まった宿の知り合いのタクシー手配師と思われる番号にいくつか電話してくれたものの空きがなく、元々予約を取ろうとしていた宿「レイナの家」のレイナ(泊まった宿の主イボンとは親戚関係)にタクシー手配できないか聞いてみると言われてたのでとりあえず私たちは食事に出かけ、帰って来たら手配できてた。やはり午後出発。基本的に宿でもタクシーでも知り合いを通じての手配になり、その人脈をどれくらい持ってるかが手配力に直結するというのはモロッコに近いなと思った。

翌朝。朝ごはんを食べたあと、荷物を別の部屋に出しておいたほうがいい?と聞いたら、部屋に置きっぱなしで大丈夫よ!というので一応まとめるだけまとめて午前中はハバナ観光し、昼ごはんを食べて戻ったら「もう次のお客さん来るから早く部屋を出て!」と言われるし、部屋をあけたらあけたで、さらにタクシーも到着してるって言われて慌てて宿を出てエレベーターのところまで出たらもうレイナが次のお客連れて来てるし、なんかバタバタで14時に出発した。

手配したタクシーは明らかに白タクっぽく、運転手のお兄ちゃんは「スペイン語できる?」「ちょっとだけ」「ちょっとだけかぁ〜(残念)」という感じでおしゃべり好きそうだった。その後、道に迷いながら到着した住宅街ではハバナにいる娘と孫を訪ねてきてトリニダーに戻ると思しきおばちゃんと、ガソリンスタンドでしばらく待ってたらタクシーでやってきたお兄ちゃんを乗せてセダンの中国車に5人乗りで5-6時間の旅が始まった。最後の乗客を乗せた時点で14時半くらい。私たち以外の2人はハバナで買い物をたくさんしているのかトランク閉まりきらなくなってるし。

しかもすんなりトリニダーに向かっていくのかと思ったら郊外の団地みたいなところに入っていった。この上まだ客を乗せるのか?と思ったら、道端に傘をさして(雨が降ってた)上半身裸のおじいちゃんが何か手に持って立っている。そこに車を寄せて運転手のお兄ちゃんが話しかけると手に持ってるものを渡した。20本ほどが真空パックされてるホットドッグ用のソーセージだった。商品について色々とお兄ちゃんが聞いてると、客のお兄ちゃんも「美味しいの?お得なの?」みたいな事を運転手に聞き「じゃ、俺も買う〜」みたいな感じで注文した。団地の方を見ると恰幅のいいおばあちゃんが椅子に座ってこっちを見てた。多分おじいちゃんの奥様と思われる。おばあちゃんの方に運転手の代金を持ったおじいちゃんが行って追加注文の話をしたようだった。建物の方におばあちゃんが声をかけると、やはり上半身裸の中年男が手に何か持って出てきた。多分、中年男は二人のお子さんで、手に持ってるのはソーセージだろう。実際ソーセージだった。おじいちゃんが商品を持ってきて、客のお兄ちゃんがお金を払う。これは闇販売なの?今度のは真空パックの効きが甘くてちょっとブカブカしてるし、二人とも常温(25度以上あります)の車内に置いてるけど大丈夫なの?とか色々な疑問が渦巻きながら、今度こそトリニダーに向けて出発したのでした。

車内では地元民同士の話が盛り上がっていた(私のわかった主な内容は、おばちゃんに対してスマホがどれだけ便利なのかという話をお兄ちゃん2人が説明するというものだった)。トリニダーまでの高速道路といっても大きな幹線道路で、周辺の村落に入っていく小道がたくさんあった。途中「ガソリン入れるからちょっと寄り道するわ」みたいな感じで舗装されていない小道を小さな集落に向かって入っていった。道沿いのガソリンスタンドで入れると高いから、ちょっと離れたスタンドで入れるんだろうか?と思っていたら集落のはずれにある小さなブロック造りの小屋の所で停まった。小屋の外には浄化槽のタンクみたいなのがある。車からは下りなかったのでバックミラーとサイドミラーで見ていると、浄化槽にホースの口を入れて、反対側の口から浄化槽内の液体を吸い出し、その液体をタンクに入れているようだった。きーちゃんに「なんかガソリン吸い出してるっぽいんだけど」と言ったら「ドクター中松がお母さんに発明してあげたポンプあげたいね」と返された。こっちも闇販売なのかなぁ?まぁどう考えてもそうでしょうけど。

とにかく衝撃的な事が続けて起こったので結構楽しくなってきた。そうしているとドライブインに立ち寄って休憩になった。観光バスも停まっていたけどスペイン語が聞こえたので地元の人なのか中南米地域の人だろうと思う。トイレに行くとお金がかかるけど、もう長時間乗っていたしこれからも時間がかかるだろうから行っておくことにした。入り口の所で1CUC払うと紙をくれた。紙をもらうのはブログで読んだことがあったので「あ〜これか〜」と思っただけだった。トイレは個室がいくつか並んでいるけどドアはなく、レジャーシートのようなナイロン製のカーテンがかかっているだけだった。便器とカーテンの間は狭く、便座がないのでお尻を浮かせて用を足そうとすると頭がカーテンに当たって隙間が開いて外から見えてしまうのでなかなか難しかった。水を流すハンドルがなく、どうするんだろう?と思いながら外に出たら、おばちゃんが水瓶から柄杓で水を汲んで流しに来てくれた。今時、山小屋でもなかなかこんな所ないから新鮮だった。f:id:sashim:20160111055956j:plainそのドライブインの中庭にいたウサギと黒猫。他にもカウンターカフェとレストランがあった。

そこからは乗客みんなウトウトし始めて、運転手も危なそうな時もあったけど順調にトリニダーに向かった。途中、おばちゃんが果物を買いたいと言ったらしく、道端にいるおじさんに声をかけたけど目的の果物がなかったようで何も買わずに出発した。そうしていると薄暗くなってきた頃に運転手が「海だよ」と前を指差した。きーちゃんが「ビューティフル!」って言った途端に車内の地元民が「そうだろう〜〜!!!」と盛り上がったのが印象的だった。私が「プラヤアンコン?」と聞いたら「それはもっと先!」と地元民から総ツッコミだった。19時頃にトリニダーに到着する頃は真っ暗で、まずおばちゃんを下ろして、次に私たちの宿まで送ってくれた。料金を運転手に直接支払ってさよなら。

トリニダー→ハバナ

トリニダーの宿について真っ先に、明日のハバナ行きのタクシーの手配をお願いしたら「もう今日は時間が遅いから手配は無理。(地図を見せてくれて)この辺りに観光会社があってタクシー手配師が客引きしてるから明日行ってみたら?」と言われてしまった。超短期間で長い移動が伴う旅というのに無理があるのは重々承知だけど、いきなりシャットアウトされてしまって困った。とりあえずご飯を食べに行かないといけないのでお勧めのレストランを聞いて、そのついでに手配師がいそうな交差点にも行ってみることにした。

言われた交差点に行ってみると、やっぱり観光会社は閉まっていた。でも車掌みたいな鞄を下げてシャツを着た男が何人か立ち話をしている。とりあえず声をかけてみたらタクシー手配師だった。この手配師がメモやボールペンをくれと言ったり押しが強いんだが、突っぱねて翌日の14時半発で予約した。料金の確認をして、宿の住所を聞かれたので教えて終了だった。

翌日、14時半の約束なのになかなかタクシーが来ない。手配師にお金は渡してないけどハバナの宿には今日の宿代を前渡ししてるので今日中に帰れないのは困る。ハバナに戻るタクシーは最悪でも15時くらいにはトリニダーを出るだろうから、もう少し待ってこなければあの交差点まで行って新しいタクシーを探すか?と話し合ってたら45分にタクシー到着。今度は白タクじゃなく、ハバナの空港から宿まで行った時と同じ国営タクシーの黄色い車両だった。中国車じゃなくて起亜車。何故か手配師まで一緒に乗っていた。時間がかかったのは宿がわかりにくいところにあったからと言い訳をしながらペンをくれとやっぱり言ってきたのを突っぱねて、町の高台に向かった。そこで2人のパッカー女子を乗せて、手配師は降りた。結局、トリニダーの町を出たのは15時。

パッカー女子はスペイン語ができるので運転手と会話をしながらの移動が続いてたけど、途中ではみんな寝てて運転手さんごめんね。こちらは普通のガソリンスタンドで給油&休憩を取り、これが旅行者にとっては普通だよなと思わせた。こちらもハバナの宿に到着後に運転手に直接料金を支払ってさよなら。f:id:sashim:20160112073514j:plainガソリンスタンドで見かけた子供用乗り物。リアルにしたいのかファンタジーにしたいのか悩ましい案件。

反省

現地に夕方到着で翌朝移動の計画に無理があった。当初の予定では

  1. 夕方ハバナ到着(2日目午前のタクシー手配)
  2. 午前トリニダーへ移動。午後トリニダー観光(3日目午前のタクシー手配)
  3. 午前ハバナへ移動。午後ハバナ観光
  4. 午前ハバナ観光。午後メキシコシティに移動

だったけど、実際は

  1. 夕方ハバナ到着(2日目午後のタクシー手配)
  2. 午前ハバナ観光。午後トリニダーへ移動(3日目の午後のタクシー手配)
  3. 午前トリニダー観光。午後ハバナへ移動
  4. 午前ハバナ観光。午後メキシコシティに移動

だったので、午前中に移動したければ

  1. 夕方ハバナ到着(3日目午前のタクシー手配)
  2. ハバナ観光
  3. 午前トリニダーへ移動。午後トリニダー観光(4日目午前のタクシー手配)
  4. 午前空港へ移動。午後メキシコシティに移動

というのが良かったんだろうなぁ。空港はハバナの市街よりもトリニダー寄りにあるのでタクシー料金はハバナ行きと同じで行ってくれるらしい。それから4人でタクシー相乗りだと後ろ座席に3人で乗らないといけないので、快適度は1人1席確保されているバスの方が高いと思う。タクシーだと宿まで迎えに来てもらえて移動時間が短いのでどちらでも都合がいい方を選べばいいと思う。