おひとり様クルーズの実態:エクスカーション
2日目に終日クルーズの午前中に船内ツアー、3日目にナッソーでサンセットクルーズに参加しました。船内ツアーはロイヤルカリビアンのエクスカーションの中でも人気のツアーだと聞いていたのでぜひ参加したいと思っていたけど、ほかの大型船では150USDくらいするので、あまり高いと参加できないなぁと思っていたらマジェスティではなななんと!49USDと格安。1日に2-3回開催されているので一番早い10時スタートのものを事前にウェブサイトで申し込んだ。
申し込み完了メールは届いているけどバウチャーみたいなものがないので、当日どうすればいいんだろう?と思っていたら、前日の夕食が終わって部屋に戻るとターンダウン時に船内新聞と一緒にチケットがベッドの上に置かれていた。
当日はエクスカーションデスクに集合してデスクの人と一緒に出発。先ずは操舵室から。船長はちょうど不在で、フィリピン人副船長の説明で着岸時に使う船側の操舵ユニットなども見せてもらった。次は一番下の階に降りて機関室に。機関室はエンジンを動かすだけだと思っていたら、客室などの電気の発電や給湯もここでコントロールしているのだそうで、意外と身近な部署だったことに驚く。洗濯室。タオルがいっぱい。船内のものを洗うのは大型の洗濯機を使うけど、お客さんの洗濯物を洗うのは奥に見える家庭用の洗濯機で洗濯しているそうです。シーツやテーブルクロス用の大型アイロン。説明しているのはエクスカーションデスクの担当者。移動途中に船内新聞などを印刷する印刷室も見えました。突然航路が変更になることもあるから入稿の締め切りが厳しそうだなと思った。
飲み物倉庫。この他にも高級飲み物倉庫もありますが、そっちは普段から鍵がかかっていてこの時も場所しか教えてもらえませんでした。厳重。肉や魚の冷凍庫。牛・豚と鶏・魚で冷凍庫を分けていて、どちらかが故障して中の食料がダメになってももう一つでカバーできるようにしているそうな。お豆腐も箱で用意されています。パスタ用小麦粉。野菜の冷蔵室。食料と水は、アメリカの法律で航海日数プラス3日分を積んでいることが義務付けられているのだとか。海の状態が悪くて着岸できなくても持ちこたえられるようにということみたいです。食料班は、調理班のシェフから要望のあった食料をきちんと仕入れることと検疫がメインの業務で、食中毒については調理班の手が入っているので責任はないのだそう。調理場では夜の準備がすでに始まっています。首のスカーフの色で階級がわかるようになっているのだとか。パンやピザクラストを作るところは発酵器やオーブンがあるから暑かった。この他にもビックリしたのは人事・総務といった管理系の部署も船内にあること。確かに船員の補充も一斉にやる訳じゃないだろうし、給与の支払いもあるだろうからなきゃ困るんだろうけど意外だった。人事の近くにはATMもあった。
最後にエクスカーションデスクに戻って、記念品のロープの結び方キットとツアー限定のカードホルダーをもらって解散。面白かった。時間と財布が許せばぜひ参加してほしいツアーでした。
ナッソーのサンセットクルーズは当日のお天気もあるので乗船してからデスクで申し込んだ。デスクで申し込むとその場でチケットをもらえるけど、どの日もすごく混んでた。なのでお天気や体調に関係なく参加すると決めているのだったら事前に申し込むと割引が効く場合があるのでウェブサイトから申し込んでおいた方が時間の節約になると思う。
29USDでソフトドリンク飲み放題というものだけどさて。参加者は若い人が中心で20人くらい。集合は船を降りた所。
クルーズポート近くの船着場から乗船するのだけど、明らかに漁船を改造したグラスボート。これ日中はグラスボートで営業してるやつだな。飲み放題のドリンクと渡されたのは、使い捨てのプラカップに薄いフルーツパンチが入ったもの。他の飲み物は有料。クルーズポートからアトランティスホテル側に船は進んで行きます。有名人の別荘の解説がずっと続いてるけど誰なのかよくわからない。かろうじてプレスリーくらい。さらに沖合いの小島に移動して日が沈み始めるまでグラスボートタイム。暗くなってきたけど結構魚は見えて面白かった。しばらくして通ってきた所を戻りつつ乗客は記念撮影。マジェスティを残して他の船は次々と出港。その出港待ちで日が沈む時にはベストポイントに行けず若干グダグダ。下船の時にはチップをありがとうの看板と箱を持ってのお見送りだったけど、誰も払う人はいませんでした。やっぱデカいなぁ、アンセム。次は超大型船に乗っても面白いかもしれない。ガチガチに予定を入れてしまうのも大変だと思うので、どうしても参加したいものや人数制限のキツいものは事前に予約をして、あとは船内で天候や体調に合わせて申し込むのがいいんじゃないかなと思います。