旅と計画

計画と計画倒れとの記録

エーゲ海クルーズいよいよ下船

のんびりできたようなできなかったようなエーゲ海クルーズも終わり、いよいよ下船となりました。

日航海日の朝、下船用のスーツケースタグだけ配布されて手順やタイムテーブルなどはなく、これだけでどうしろというんじゃ〜と不安になった。それでも日中、英語の出来るコンシェルジュによる下船案内がラウンジで開催されたので参加。ちょっと遅刻してしまったけど、参加者は30人ほど。やっぱり乗客のほとんどがイタリア人だったんだなぁ。船内ツアーデスクの人もそんなに英語流暢じゃなかったし。

遅刻してしまったからなのか、私達が到着した時は下船手順などはすでに終わってしまっていたようで、下船後のアンケートへの記入お願いを延々と訴えていた。コスタクルーズはカーニバルクルーズの傘下に入ったためなのか、アンケート結果での査定が大きくなっているらしい。

「10段階で8以下の評価がつくと私たちは首です!」

直接的……日本人乗務員がいる場合はもっとオブラートに包んだ表現をしてくれるんだろうけど、5分ほど遅刻して残り15分くらいウェブアンケートの答え方と8以上の評価をくれというお願い。大変そうだなぁと3人で苦笑い。

参加した時間内では実際の下船手順がわからなかったので、終了後にコンシェルジュに駆け寄って立ち話で下船手順を聞いた。聞き終わって後ろを向いたら列ができてて、ひょっとして最初から最後までアンケートの記入お願いだったのかと思ってしまった。

このままじゃスーツケースを廊下に出す時間もわからないよと思ってたけど、夕食が終わって部屋に戻るとタイムテーブルが配布されていた。せめて前日の夜か今朝欲しかったなぁ。パッキングだけはしていたのでバタバタすることもなくタグをつけて準備完了。

翌日は劇場とラウンジのどちらかに指定されている待機場所で下船のアナウンスを待つ。ミニスイート の私たちはDグループ。劇場で待つことになったけどすごい人でごった返している、そんな劇場のスクリーンにはアンケート記入のお願いが(笑)乗務員さん達は笑いごっちゃ無いのかもしれないけどもう必死すぎてなんか笑えた。

私たちの順番になり、バーリのターミナルに下船。するとダンスの先生が下で荷物置き場への案内をしてた。最後に会えてよかった〜。本当にダンスの先生にはフレンドリーに声かけてもらえて完全アウェイ感の中のオアシスでした。

荷物置き場にはもうGグループまで荷物が並べられてて、私たちの荷物も待つことなくすぐにピックアップできた。ツアーで参加してる人たちは大型バスが荷物置き場のすぐそばまで来てた。コスタの出す空港バスは乗船前にはまったくアナウンスがなく、乗船後の船内プログラムにちょろっと書いてあるだけで、乗船2日目に聞いたらすでに満席だった。ロイヤルカリビアンみたいにウェブサイトから申し込みできればいいのに。しょうがないので空港までのタクシーを拾う。荷物置き場は初日に荷物を預けた体育館みたいなところの裏手で、私達がタクシーを拾うためにはその体育館をぐるっと回って行かないといけない。回るのが面倒だし港の外でタクシーを拾った方が安いので、港の出口までスーツケースを引っ張って歩いている人もいた。私達が体育館を回って道路に近づいた時に1台のタクシーが走ってきた。思わず手を挙げると停まったのでそのまま乗り込んで空港までってお願いした。料金は定額だから安心だけど、運転はやはり荒く、そっちは少し不安だった。運転手のお兄さんが流してた音楽がバブル期のポップスみたいでちょっとダサかったのが印象的だった。