エーゲ海クルーズ:船内での過ごし方
サントリーニ島を離れて、翌日は終日航海日。アドリア海を横断して船はバーリに戻ります。出航してから好天続きだったのに、ここに来て少し崩れてきて揺れも大きかった。それでもカフェで開催されたナプキン折り講座に参加したり、一瞬の晴れ間をぬってプールに入ったり、ちょっと酔って部屋でグッタリしたりしてました。
イベント
終日航海日だけでなく、午後の早い時間に寄港地を出る日もあったので船の中で過ごす時間はそれなりにあったけど、ヨーロッパ船の特徴なのか音楽イベントはほとんどが夜。日中はプールサイドでの子供向けのイベントやダンスレッスンが中心で、船内のラウンジを使ったようなイベントは終日航海日以外ではあまりなくて残念。演奏会やカラオケ、オークション系のイベントは全くなかったのも意外だった。ベネツィア発の大型船だったらあるのかも。
ダンスレッスンには結構通って、先生に顔を覚えられて船内で会うと声をかけられたり楽しかった。今回は一人じゃなくてえっこと参加したのでパートナー役も二人で交代してできたから良かった。
プール
プールサイドはいつも混雑してて椅子がなく、バハマで乗った船と大きさも乗客数もほぼ同じなのにどうして椅子が足りないんだろうと不思議に思ったりした。プールの位置や並べ方が違うのかなぁ。大人用のプールは意外と深いので背が低い人は注意。沖に出ると少し肌寒く、ジャグジーに入ってる人も多かったけど、二つのうち一つはあまり暖かくなくて、どうりでこっちは人が少ないはずだともう一つの方に移動してわかった。
夜は毎日プールサイドでイベントがあったけど、最終日は荒天で中止。それにしても夜イベントの始まる時間が遅く、ヨーロッパだなーと思わざるを得ない毎日だった。
サッカー中継
サッカーW杯の開催期間だったので試合がある時間帯はラウンジで中継が流れてた。イタリア人の次にスペイン人が多く乗ってる様子だったので、スペインvsポルトガル戦は大盛り上がり。イタリア人も低みの見物。
スパ
私はスパ使い放題パスを買って、サウナや岩盤浴でゴロゴロしてたけど、時間帯がずれているだけなのか利用者が少ないのかほぼ独占状態だった。スパと違ってジムは混んでたけど、レッスンイベントはなくてセルフエクササイズだった。
航海中にレディースナイトというチラシが何度か入っていて、ボディ・フェイストリートメント1時間で39ユーロと安かったので3人で申し込んだ。まずサウナで汗をかいた後、少し温度が低めのサウナでエステティシャンから塩スクラブを配られ「これで体をマッサージしてね」とまさかのセルフスクラブ。うーむと思いつつマッサージする私たち。「足りなかったらもっとあるから言ってね」と言われ、まさかの追いスクラブ。こりゃ安いはずだわと格安のカラクリに気づく。その後は岩盤浴チェアに横になり、エステティシャンによるフェイシャルトリートメント。良かった、ここはセルフじゃなかったと思う間もなく始まるセールス。やっぱ来たか〜。部屋に戻ってエステティシャンのお姉さんの売り上げに貢献できなかったことを心で詫びながら、まぁ肌はツルツルしてるし、ネタもゲットできたからいいかと思う私たちでした。
撮影会
プロカメラマンの撮影は大人気だった。私たちはフォーマルナイトでロングドレスを着たので捕まってしまい、何ポーズも撮られてしまった。プロ撮影はちょっとお高めで私たちは買わなかったけど真剣に撮影された写真を選んでいる人も多くて、家に飾ったりするのかなぁと日本との文化の違いを感じました。
ショー
ショーも毎晩行われてました。でもレストランでのディナータイムに合わせているはずなのに時間までに食事が終わらなかったりしてなかなか見る機会がなかった。音楽のショー、コメディショー、アクロバットショーで、アクロバットショーはユーロならではの謎演出がツボった。音楽のショーは男女2人の歌手とダンサーの出演で、イタリアのポップス中心。
船長主催のカクテルパーティも劇場で行われ、飲み物と軽食がふるまわれるんだけど、みんなものすごい勢いで食べててびっくりした。夕食後だよね?お代わりも次から次へと運ばれてきてなんかパワーを感じた。
カフェ
部屋にソフトドリンク+ワイン、ビール飲み放題が付いていたので、日中の観光から帰ってきたらカフェでまったりしてから部屋に戻ってた。ウェイターの男の子が来年(ブログの更新が遅くもう今年ですが…)日本発着の船に乗るらしく「日本って暑い?」と聞かれたから、おんなじくらいだよと答えた。多分暑さより台風に驚くと思う。もう日本に来てるんだな。
免税店
小さいし商品もあまり多く無いけど、エスティローダーの商品がやたら安かった。今時この安さは他で見かけないとビックリ。まとめ買いして日本で捌いたら旅費が出そうとも考えたけど思いとどまりました。
まとめ
色々と各種イベントが開催されてるんだけど、私が馴染みのあるエンターテインメントが北米寄りだからなのか、ヨーロピアンにウケるエンターテインメントとちょっとズレてるんだなと感じた。そのズレがまた楽しくもあるんだけど、夜型イベントが多いのも朝型の私には辛かった。
ギリシャ観光:サントリーニ島編
ミコノスは2日間滞在だったので特に計画も立てずのんびり過ごしたけど、サントリーニは1日なのでツアーに参加せず観光するには少し計画を立てないとなと思って前日にみんなで少し計画を立てた。公共バスがどれくらいの頻度で出てるのか?そもそも乗れるのか?気がかりだったけど、ほぼ計画通りに進んでよかった。
気をつけるとすれば帰りのロープウェイは混むよ!という事。そこだけ余裕を持たせるように気をつけていれば十分自力で回れます。
私たちはテンダーが到着するフィラの町から公共バスやタクシーでイアを往復するルートを選んだけど、フィラの港に到着すると小型船でイアの港まで行って専用シャトルでフィラに戻ってくるフリーツアーも盛んに客引きしてた。それは1人15ユーロ。バスの往復が味気ないなと思ったらそっちも面白いかも。テンダーで上陸すると、歩いて登るか、ロバで登るか、ロープウェイで登るか。私たちは往復ロープウェイを選択。徒歩で公共バス乗り場へ。バス乗り場というか、ただの駐車場。チケット売り場っぽい小屋はあるけど売ってくれない。係員ぽい人がバスの停まるんだろう場所に居るけど、その人も売ってくれない。いつチケット買えばいいんじゃ!お客さんはたくさんいて、バスが到着するたびザーッと移動するけど目的地じゃなくてまた日陰に移動したりなんだか不親切。
ようやくイア行きのバスが到着して無事に乗車。しかもみんな近くに座れてよかった。でもこの時点でチケットは持っていない。どうするんだ?座席に座れなくて立ち乗りの人まで出てるしと思っていたら、車掌さんバッグを持ったおじさんと助手の子供が人をかき分けて料金を回収している。これは効率悪くない?と思うのはセカセカした世界から来てる私だからなんでしょう。そんなのどかな感じでイアまでバスは走るんだけど、途中の荒野にポツンと宿らしきものがあったり、意外と途中で人が乗り降りしたり、変化があって面白かった。
午前中の早い時間にイアに到着できたけど、ものすごい人!そして暑い!路地は狭いけど意外と日陰がない!だからこんな広い空が撮れるんだねぇ〜と思いつつも、はしゃいでいたのは元気のある間だけ、途中からジワジワと体力が奪われ無口になっていく3人。まだ6月上旬なのに。1時間ほど散策して、帰りのバスに。行きほどはお客さん多くなかったけど座席はみんな埋まってた。郊外の宿に泊まっていて、イアに買い物に来てた人たちもいたみたいだった。帰りも車掌さんが座席まで来て料金を徴収するスタイル。
フィラに戻ったら少し雲が厚くなってきて、小雨がパラついたりするようになった。
きーちゃんがバス乗り場の近くに大きめのスーパーがあるという情報を仕入れていたので、数分歩いてスーパーに。思っていたよりも新しくて綺麗だった。数が必要なバラマキ土産も十分対応。ミコノスはアパレルのお店や化粧品、食材、食器等扱うお店が多かったけど、サントリーニはレストランが多かった。ミコノスであまり見かけなかった中華料理屋も見かけたなー。お昼を少し過ぎたあたりだけど、船に戻ってお昼にしようとロープウェイに向かうと、結構並んでる!実際には見た目よりも早く乗れて、並んでいたのは30-40分くらい。でも途中で「もう歩いて降りるわ!」と言って離脱してた人もいた。船に戻ったのは15時前。ランチタイムとカフェタイムの切り替え時間でお昼には中途半端な感じだけど、早めに船に戻ってきた人たちでごった返してた。ビュッフェはいつも混んでたなー。
その後は部屋でゴロゴロして出航時間を待っていたけど、アンカーしている船は意外と動くんだと知って新鮮だった。近くにある小さな島で過ごすのも素敵だなーと思ったり。やっぱりリゾートはのんびりしに来る所だから、一通り見て、次の機会はどこかの島でのんびりっていうのが理想なんだろうな。
ギリシャ観光:ミコノス島編
沖に停泊して2日間過ごせるミコノス島。私はサントリーニ島の方は写真でもよく見かけるし賑やかなのかと思っていたけど、こちらも負けず劣らず賑やかで町も発展してました。
コルフやアテネと違って、テンダーボートで上陸。旧港に向かいます。後で知ったのはバスや渡船で行ける新港には大型船が着岸でき、そっちに停まっている船もいました。オフシーズンにも関わらず見える範囲に4隻ほどのクルーズ船が停泊中。まずツアーに参加する乗客から出発し、自由行動の私たちはゆっくりと出発。私たちのテンダーには、わんこ船長が乗船。突然テンションが上がる私達。新港は町から離れているけど、旧港はすぐに迷路のような町に出ることができるので観光には便利。6月上旬はまだ運行されていないバス路線も多く、離れたビーチに行く人たちはツアーを使ってる人も多かった。コルフと同じく、人がいなさそうなところを狙って写真を撮っていますが実際はものすごい人です。これがオンシーズンになったらどうなるのかと戦々恐々。町中に小さな教会がたくさんあり、路地を散策するだけで楽しい。でもウロウロしすぎて帰り道がわからなくなった。買い物カゴを下げたおばあちゃんがいたので、きっと魚を買いに行くに違いない!と後ろについて行ったら無事に旧港に戻れました。旧港のすぐ側でも海はメッチャきれい。でもものすごく暑いので、お昼に船に戻って午後は休んでました。日が傾きかけてから再度上陸。風車を目指します。風車の近くはレストランやツアー会社が沢山あって、若者が多かった。安宿が多い界隈なのかも?高台にあるので停泊してる船がよく見えます。風があるのでテンダーはちょっと揺れた。この後に行ったサントリーニ島よりもお土産物屋も多く、品物も選択肢が沢山あったので、特産品でなければお土産はミコノス島で買う方がいいと思います。バスターミナルに行く途中のビーチ。家族連れが多かった。散策途中で見つけた図書館。
中に入っって見学してたら電気つけくれた。係りの人ありがとう。友達が訪ねてきてておしゃべり中だったけど。
地震の想定はない書架まわり。のんびりとした雰囲気でした。配達用車輌もエーゲ海っぽい。旧港から少し離れたビーチにあるレストランに出かけた時の風景。乾燥した丘陵が続く。新港。観光は必ずバスとかで移動しなきゃいけないので少し不便そう。3隻写ってる真ん中が私達の乗ったコスタネオリヴィエラ。その奥に見えるのが旧港。夕食後にもう一度風車に行ってみた。夜になってもまだまだ賑やかなので危険な感じはありませんでした。
パーティが好きな人も、郊外でのんびり過ごしたい人も、大きな観光地なので便利だし、小洒落たお土産物屋も多いので、エーゲ海の島入門には最適だと思います。
ギリシャ観光:アテネ編
2つ目の寄港地「アテネ」
「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ」しか出てこない。とりあえずパルテノン神殿は見たい!お土産物を買いたい!ということで中心部とパルテノンの丘を目指すことに。
アテネもコルフと同じく中心部へのシャトルバスがあったものの高価だったため、事前に仕入れた港から公共バスで行く方法を使って移動することにした。クルーズターミナルにはホップオンバスも停まるので、好きなバスを使えばいい。私たちは中心部との往復だけのつもりだったから公共バスにした。
コルフとは比べ物にならない大きなクルーズターミナルを出て公共のバス停に向かう。途中のタクシーの呼び込みが激しい。3人乗って中心部まで片道20ユーロだって。バス停で待っていても呼び込みが来る。でも公共バスのバス停で待っていてもなかなか中心部に行くバスが来ない。どうしよう、タクるか?と考えた時にバス到着。切符を買おうとしたら「次のバス停で降ろすからそこの券売機で買え」と運転手さん。次のバス停は国内線(?)のフェリーターミナルだった。そこの入り口で降ろされて券売機で切符を買っていたら運転手さん国内線のターミナルを回ってもう出てきた。早い!でも少し待ってくれて無事に乗車。1日乗車券で4.5ユーロ。運転手さん、パルテノンの下の停留所まできたら知らせてくれたけど、私たちは中心部でまず買い物したかったから先に行ってもらうようお願いした。観光客慣れしてて親切な人でよかった。降りる時に「エフハリスト」って言ったらちょっとびっくりしてた。
マスティハのお店や、地元化粧品のお店を見て、パルテノン近くの駅に地下鉄で移動。アテネもメチャクチャ暑かったので、フローズンヨーグルト屋で少し休憩してパルテノンへGO!あの天辺まで歩く…道すがらいろんな遺跡があるけど時間の関係で外から眺めて終了。頑張って登って入り口に到着。チケット売り場も空いててよかった。20ユーロ。
まずは野外劇場へ。何かのリハーサルをやってた。道が石なんだけど結構滑りやすい石だなぁと思った。雨の時なんか気をつけないと転ぶ人いると思う。これから行かれる方ご注意を。パルテノン神殿は手前の門のところから絶賛修復中。青い空に白亜の建物が映える!っていうか暑い!眩しい!帰国後に暑すぎて山火事になったっていうニュースを見て「そりゃ燃えるわ」と納得するくらい2018年は暑かった。長時間の観光は結構堪える。
それを考えると、クルーズで滞在時間が短いから絞って観光せざるを得ないのは良かったのかも。
っていうかこれでもかなり夕方なんですよ。はるばるきたぜ感。下の石がちょっと光って見えるけど、ここが滑る。乾燥してても滑るので、サンダルや雨の時は本当に気をつけて。
ライトアップ用のライトもたくさんあったので、暑い時期は少し日が傾いてから来ても良いかも。
帰ります。また地下鉄駅まで下りるけど、登りより気が楽。下り途中にある撮影ポイント。結構切れ落ちているので撮影に夢中で落ちないように気をつけて。シンタグマでバスに乗って港に戻ったけど、行きと帰りで道が違う。行きの道はパルテノンの丘が見えるけど、帰りは見えないので少し離れたところから写真を撮りたい人は行きのチャンスを逃さないように!ホップオンバスだと撮影ポイントで停まってくれてるみたいです。船室のバルコニーからターミナルの入り口を眺める。駐車場にはツアーバスがたくさん返ってきてました。アテネのターミナルは大きくて、免税店も大きかったけど、そんなにグッとくるものはなく。大きな港で定期航路の船もたくさん出入りしてた。都会だったなー。夜になり出航。入港の時も思ったけど、街の広がりが大きくて、やっぱり首都なんだなぁと思った。出航後も建物の灯りがかなり郊外まで広がっていて、行き交う船の灯りも多く 賑やかだった。
ギリシャ観光:コルフ編
最初の寄港地「コルフ」
全くどんな所か知らなかったけど、エリザベートが静養にきたヨーロピアン憧れの土地、らしい。
中心地は真ん中辺の丘を越えた先にあって道も単純なので歩けないこともないけどやめといた方がいい。桟橋からシャトルバスの出るターミナルまでも無料のバスが往復している(写真左の方の青いバス。冷房なし)。待ち時間が面倒な人は歩いてる人もいた。15分くらいだけど日陰がないので夏場はおとなしく待った方がいいかも。
ターミナルではタクシーがたくさん客待ちをしているし、公共バスにも乗れるので中心部への移動に関して心配はいらない。あまり情報を仕入れてこなかったので私たちは船の用意したシャトルバス(1人10ユーロ)を前日に申し込んで移動することにした。
船のツアーでビーチやエリザベートのお屋敷に出かける人もそれなりにいた。船ではツアーに5つ申し込んでいくらってキャンペーンをやっていて、ツアーデスクにはかなりの人が殺到していた。シャトルバスは旧市街近くの公園に到着する。戻りもここから。頻繁に本数があるし、中心部の見所は徒歩圏内なので十分。
中心部は旧市街を散策するのが定番。これから向かう寄港地よりも圧倒的に物価が安いということだけ仕入れていたので、お土産物を見ながら路地散歩することにした。
公園から旧市街に向かう道。5分ほどだけどめちゃくちゃ暑い。そんな中、地元のマラソン大会が開催されていて「無理だけはすんな」と思った。
人がいない所を選んで撮影したけど、お土産物屋通りはすごい人だった。シーズンイン前とはいえこんな人出だったらシーズン中はどうなるんだろうとゾッとした。
お土産物屋の人はみんな感じよく接客してくれて、押しもそんなに強くなかった。田舎ののんびりとした感じが心地よい所。金柑が名産だそうです。旧市街ではスーパーは見かけなかった。シャトルバス乗り場近くの砦。入場料が必要なのと、入ると結構歩かされそうだったのでパスして外観だけ。
私たちは早めに船に引き上げたのでシャトルバスも空いてたけど、ギリギリだと混むのかどうなのか。
港のターミナル。小さいけど免税店あり。クルーズ船以外にも近くの港に向かう定期航路がいくつか出てた。ここで桟橋までのバスに乗り換えて船に戻ります。船は見えているので歩いても行けます。でもめっちゃ暑いので消耗が激しいです。ヨットも何艘もでてて、ポツンと浮かぶ小島には別荘っぽい建物があって、あぁリゾートなんだなぁって気分にさせてくれる。
私たちの船。中程に見える階段近くで下ろしてくれるバスを降りてからここまで歩くのも結構時間かかる。ここの港では出航の時にバルコニーに出た。ここでだけ「Time to Say Good-bye」が流れてたので歌ってさようなら。
エーゲ海クルーズの船室:コスタ・ネオリヴィエラ
バハマクルーズでは一人だったのと揺れが心配だったので内側船室にしたけど、今回は直前の予約で選択の幅が狭かったこと、3人だから少し広めの部屋にしようとミニスイート 船室にした。ソファベッドを広げるといっぱいいっぱい。でも収納が多かったので乗船後に荷物をクローゼットに移すとスーツケースはベッドの下に入れてそのまま過ごせた。ウェルカムドリンクはスパークリングワイン。果物とカナッペも用意されてた。これにビール、ハウスワイン、ソフトドリンクの飲み放題付き。私たちの船室は船の後方寄り階段に近い場所で、すぐ上の階がジムとプール、ビュッフェ。シャワーは1つだけど、朝と晩でシャワーを使い分ければ3人でも時間はかからないと思う。みんな同じ時間帯に使いたい場合はコネクティングルームの方が便利かもしれない。私はスパ使い放題(7,000円くらい)パスを買ったので、毎日スパでサウナ入ってシャワーを浴びてた。
船の前方や真ん中辺りはすぐ上がプール。夜にパーティがあったりすると廊下でもかなり響いてたので、部屋もうるさかったんじゃないかと思う。そういう点でも後方にしてよかった。なので部屋を選ぶ時は上下の施設を見て選ぶの重要。帰りに激しく雨が降った時のバルコニー。流石に吹き込んでるけど、晴れてる時は洗濯物を椅子に干したらよく乾いた。これは結構便利。
ルームサービスの朝食案内も毎日入ってたけど、流石にバルコニーで3人で朝食はキツイのでお願いしたことはありませんでした。ギリシャからアドリア海を横断してバーリに戻ってくる時は天気が悪くて結構揺れた。ドブロブニクから横断する時はそんなに感じなかったから、天候が大きな要因になるんだと思う。バハマよりも揺れを感じることが多かったので、酔うのが心配な人はアドリア海を横切らないルートの方が安心かもしれない。
エーゲ海クルーズいよいよ乗船:バーリ
宿でチェックアウトギリギリの時間にクルーズターミナル行きの定額タクシー(18ユーロ)を呼んでもらった。港に入ると追加料金がかかるのでこのお値段。もっとお安く行きたい人は港の入り口までタクシーで行けば市内料金だし、そこから徒歩4-5分でターミナルに行ける。下船の時も然り。クルーズターミナルはコスタとMSCで別れているので、乗る時にどっちか聞かれる。港の入り口からはコスタの方が近い。
ターミナルには12:30頃に到着したけど閑散としていた。大丈夫か?でも船はもう着いてる。クルーズ船は同じルートをグルグル回っているので乗客全員がバーリから乗るわけじゃない。別の寄港地から乗っているお客さんは観光に出ているようだ。
ターミナルの建物といっても4階建てくらいの小さなビル。小さな売店がとりあえず開店してる感じ。その隣に体育館みたいな建物があるので中に入ると、荷物預けカウンターがズラッと並んでいた。でもそのうち1つしか空いてない。しょうがないからそこに並んで荷物を預けた。カウンターのお姉さんに聞くと乗船は13時過ぎらしいので、それまで近くの公園の売店でジュースを買って飲む。暑い。
13時過ぎになったので小さなビルに入って並ぶ。家族連れも数組並んでた。下船の時の感じだと、個人のグループよりも送迎のついた団体ツアーが多い印象。しばらくしたら乗船開始。入り口のところで記念撮影があって、ビュッフェで昼食とスムーズに乗船できました。