旅と計画

計画と計画倒れとの記録

ガイランゲルフィヨルドの交通

 

ラウマ鉄道はきれいな車両だった。トイレも自動ドアで広くてきれい。自動販売機も飲み物とスナックがあるけどそこはノルウェー値段だった。

オスロを8時台に出発する電車でドンボスで乗り換えるルートがガイド等でも紹介されているし、団体さんもその時間帯で行動するみたいだけど、私たちは9時台に出発してリレハンメルで乗り換えるルートを取った。

9時台に出発する国鉄は指定席がなく全席自由席だけど、オスロ始発だからまぁ座れるだろうとタカをくくっていたら、なんとオスロ駅に入線した時には結構人が乗ってた。やられた!f:id:sashim:20130701163132j:plainなんとか2人並びで座れ、スーツケースも置ける席を見つける事が出来たけど、途中の空港から乗った人達は席を求めて車両を移動したりしてた。月曜だから大丈夫だと思ったんだけどなぁ。でも座れない人達があふれるというほどの混み様でもなかったし、途中の大学とおぼしき建物がある駅では結構な人数が降りていったりもしたので、早めに駅に到着して待っていれば夏でも平日なら大丈夫なのかもしれない。

観光客が多いのかと思ったら道中はほぼ地元の人達ばかりといってもいいくらい途中の何でもない駅での乗り降りが多かった。小さい子供連れも多く、前の席に座ってる2−3歳の男の子にはリレハンメルまでずっとちょっかい出されたし、ラウマ鉄道では通路を行き来しながらドアの開閉ボタンを押して回る姉妹がいて、きーちゃんは自分がトイレに入ってる間に開けられたら大変と緊張していたらしい。こんな感じだから車内ウォッチも楽しかったんだけど。f:id:sashim:20130701190135j:plainさて、肝心の景色ですが、全線で絶景が広がっているというわけではなく、オンダルスネス到着までの15-20分くらいが絶景で、後はまぁきれいだね〜という感じ。左側にこだわらなくても席を移動すれば見れるし、座席指定自体には一喜一憂しなくても良いと思った。Bjorli辺りまで往復すればラウマ鉄道の核心部は見れるし、それまでの光景もフィヨルド地域にいれば似たような景色はゲップが出るほど見れるので、時間がない時や長時間の移動が辛い時はもっと他の方法もあるかなぁと。f:id:sashim:20130701224212j:plain

そこで考えた代替案

  1. オンダルスネスの駅では10時くらいに駅に集合して、ラウマ鉄道の絶景ポイントとトロールシュティーゲンを1日で回るツアーがあったので、オーレスンかモルデに飛行機で入って、そこからバスでオンダルスネスに入り1泊、翌日このツアーに参加。
  2. オーレスンからガイランゲルに移動してガイランゲルで1泊、翌朝のバスでオンダルスネスに移動してラウマ鉄道をBjorli辺りまで往復。その後はモルデかオーレスンに行って飛行機でオスロへ。
  3. オスロからドンボスに行くよりも1時間ほど短いトロンハイムから鉄道でオンダルスネスに行く。後はツアーに参加するなりガイランゲルに抜けるなり。

でも結局ガイランゲル、トロールシュティーゲン、ラウマ鉄道が必須だったら全線乗るしかない(乗った方が効率がいい)のかなぁ。時間がない時や疲れてる時はオスロから近いソグネフィヨルドに行けという事なのか。だけどもガイランゲルはホント頑張って行った甲斐があったと思わせる絶景なので、興味があって行く時間があるようなら行ってみて欲しいです。

フィヨルド観光で一番悩んだのが公共交通機関の時刻表がなかなか探せないことで、ラウマ鉄道もBjorliまでの臨時便と思われる電車の時刻が駅で出てたけどウェブで確認しようと思ったら出来なかった。途中駅で戻りの電車を待ってる団体さんとおぼしき人達も見かけたんだよなぁ。バスの時刻表もバスの運転席の所にある冊子をもらってやっと路線の概要が分かったけど、文字だけで路線図も1つ路線番号が全く書いてないやつが載ってるだけだし、人は親切なんだけど、とにかく表示やガイドがあまりなくてちょっと困った。

 

おまけ:ガイランゲル地域のバスの時刻表

http://www.nettbuss.no/sok-og-kjop/for-reisen/rutetabeller-i-pdf