キューバ・メキシコでのお金
キューバのお金
両替は到着フロア外にある両替所はものすごく並ぶので、到着ロビーから一つあがった出発フロアにある所を使ったほうがいいと思う。私たちは送迎ドライバーに到着フロアの両替所に連れていかれちゃったのでそこに並んだ。到着フロアの両替所は建物の外にあるけど、出発フロアの両替所は建物の中にある。
その両替所でキューバの洗礼を受けることになる人がほとんどだと思う。建物の入り口の左右には両替所が1つずつあって、窓口はそれぞれに3つずつある。フォーク並びなので窓口が空いたらそこで両替する仕組み。計6つ窓口があるのに長蛇の列だった。
それもそのはず。私は建物の左側にある両替所に並んでみたら、3つある窓口のうち1つは閉まってた。しばらくしたら開いてたうちの1つも閉まって、中からものすごいミニスカートのお姉さんが出てきてどっか行ってしまった。トイレかなと思って並んでると手にコーヒー持って戻ってきた。これで窓口開くかなと思ったら、最後に開いてた1つも閉まって中から係員が出てきた。両替所の入り口でお姉さんが出てきた係員にコーヒーを渡して2人で一服し始めた。従業員休憩所とかないの?めっちゃ並んでるお客の前でタバコ休憩?もやもやしたものが流れる待機列。ひとしきり休憩した後で窓口再開。並び始めてから1時間ほどかかって両替終了。
3日間しかいないのと週末の滞在だったので空港で全ての両替を済ませておくことにした。宿代3泊朝食付き+トリニダーまでのタクシー往復+夕食2食+市内交通費で3万円。お土産は買わなかったけどギリギリだった。
メキシコのお金
いつものようにATMでキャッシング。大都市しか立ち寄ってないので特にATMを探すのに苦労しなかった。現金文化だと聞いたのでいつもよりも多めに現金を持ち歩くようにした。確かに現金中心だったけど、カンクンのホテルエリアはカードも使えた。
よっぽどの田舎だとわからないけど、どちらの国でも日本円の両替は可能なので短期滞在であれば米ドルとかユーロをわざわざ持っていくことはないかなと思います。
キューバ・メキシコの郵便事情
意外と喜んでもらえるので旅先から家族や友人、自宅宛に絵葉書を送るようにしています。住所を前もって日本でタックシールに書いておくと一筆書けばいいだけなので気楽に出せますよ。できれば旅の序盤で出した方がイライラしなくていいかもしれません。帰国便に搭乗する前に空港の郵便局でということもたまにあるけど混んでたり辺鄙な場所にあったりするし、一筆書くのも枚数によっては時間がかかるので、絵葉書と切手自体は早めに買って移動中や宿で書くそばから投函するといいと思います。
これまで南米からはチリから送ったハガキが1週間、アルゼンチンからだと1か月かかって日本に届きました。今回はどうだったでしょう。
メキシコ
旅の最終日にカンクンのリゾートホテルから出しました。郵便局はセントロに行かないとないだろうけど、ホテルゾーンのショッピングセンターなら出せるかと思ってセントロに到着後すぐにホテルゾーンに移動。でもショッピングセンターでは絵葉書は売っているものの切手を売ってなかったりと中途半端な感じ。さらにグッとくる絵葉書もなく、イマイチだったけどメキシコシティで買ったほうがまだマシだったと思わせるラインナップ。しょうがないのでホテルの売店で切手を売ってないか聞いたらすんなり出てきた。絵葉書もそこでお買い上げ。でも売店では投函してくれないらしい。コンシェルジュに聞いたらチェックインカウンターのそばにあるめちゃくちゃ小さくて言われないとわからないポストまで連れて行ってくれた。そこで投函。
まぁカンクンはアメリカにも近いし1週間ほどで届くだろうと思ったら全く届く気配がない。じゃあ1か月ほどで届くかと思ったらまだ届いてる気配がない。こりゃもう届かないなと思ったら6月の頭に母から「ハガキありがとう〜1月にメキシコ行ったばっかりだったのに、また行ったのかと思ったら日付が1月でびっくりしたわ〜」と電話があった。その後続々とハガキ到着の一報が届き、きーちゃんとまさか半年かかるとはと呆れるというか世界の広さを実感。
キューバ
キューバからは郵便物自体届かなそうだと思っていたので自分宛にだけ絵葉書を出すことにした。ハバナで出せばいいものを、たまたま散策中に郵便局が見つかったのでトリニダーで出した。郵便局といっても商店が長屋になってる建物の一部で入り口はフルオープンなので室内は丸見え。ちょっとした棚と木製の机がある狭いけどガランとした室内に事務員の制服を着たおばちゃんが一人座ってるだけ。そこで売っている絵葉書を買って、日本までの切手をくれと言ったら、絵葉書に切手が印刷されてるからそのまま書いたら出せばいいと返された。売り上げは手元のノートに手書き。一筆書いた後でポストはどこか聞いたら壁にかかってる小さい箱を指差された。大丈夫かなーと思いつつそこに投函して、まぁ届いたら儲けものと思ってた。
旅から半年経ってメキシコのハガキが届いた時に、きーちゃんから「キューバのハガキ届いた?」と聞かれたけど「もう一生届かないと思う」と返した。実際そう思ってたし。そうしたら7月の頭にポストにキューバからのハガキが届いてた!
1月11日に投函、消印は2月1⚫︎日(薄くてわからない)、到着が7月2日。そもそも消印自体が時間かかりすぎだろ!15日締めの月末送付か!
とりあえず中米の郵便事情は気長に考えた方がよさそうです。
ボラリス搭乗記(+プラヤデルカルメンへのシャトル)
メキシコシティ−カンクン間はアエロメヒコ、インテルジェット、ボラリス、ビバアエロブスなど選択肢が多い中、お値段と運行状況をみてボラリスを利用。国際線ターミナルから国内線ターミナルに移動してすぐの所に大きなチェックインカウンターがある。3日前からチェックインできるので、ハバナからメキシコシティに到着後、すぐに空港でチェックインしておくことにした。座席指定も早めの方がいいだろうし。
たくさん並んでいる自動チェックイン機。これを使わず有人カウンターでチェックインすると追加料金なので意地でもこれを使わなければ。空いてるし。
自動チェックイン機の前に行こうとすると、案内係のお兄さんが声をかけてきて全部やってくれた。「これ、今日の予約じゃないね」「前もってやっておきたいから」で理解してくれた。お兄さんの話す言語は英語。「おすすめのシートはここら辺だよ」と座席指定の時におすすめシートも教えてくれた。搭乗券、荷物用用紙2枚がA4サイズで印刷されて、荷物につけるビニールタグと一緒に渡された。荷物用用紙の1枚を預け荷物の中、もう1枚をタグの中に折って入れて荷物のハンドルに付けて出来上がり。私たちは宿で準備していってたけど、搭乗前に窓口でビニールタグをもらって付けてる人はたくさんいた。
搭乗前の荷物預けの列は長蛇の列なのでなるべく早めに空港についておいた方が良いと思います。セーフティーパンフ。座席間は普通。UAよりはずっとマシ。インテルジェットよりはやや狭いけど気にならない。スナックサービスはないけど機内販売あります。夕方に出て夜遅くに到着だったので前もって食べてきた人が多かったのか注文せずに寝てる人が多かった。
プラヤデルカルメンへのシャトル
航空券を予約する時に表示されたシャトルバスが他のシャトルバス会社と比べても安かったのでボラリスで一緒に予約した。
指定されているターミナルの出口を出ると色んなシャトルバス会社の係員が手に手にボードを持って立っている。ボラリスのロゴが入ってるボードだとウェブに書いてたけど、ちゃんと私の名前が入ってるボードを持っていた。車は8人くらい乗れそうな大きなバン。荷物も余裕で乗せられる。22時前に到着したのになかなか荷物が出てこなくてイライラしてたけど、お兄さんがめっちゃ飛ばしてくれたおかげで23時過ぎには宿に到着できた。
プライベートサービスで800ペソ。相乗りだともっと安い。運転手が係員から500ペソって書いてある伝票もらってたから手配会社に300ペソ行くっぽい。タクシーとうまく交渉すれば500ペソでプラヤデルカルメンまで行ってくれるかもしれないということか。
インテルジェット搭乗記
初めてのメキシコLCC。前評判だとメジャーキャリアと遜色ないということだったので心配はしてなかった。カンクン→ハバナ、ハバナ→メキシコシティで搭乗。
ちゃんとセーフティーパンフも完備。そして特筆すべきはカンクンまでのあれはなんだったのだろうかと思わせる座席間の広さ。カンクン→ハバナ。ハバナ→メキシコシティ。LCCなのでスナックサービスはないのかと思ったら、スポンサーからの提供で飲み物とスナックが配られた。慌ててテーブルを用意。1時間くらいしか飛ばないのに清涼飲料水の類は500mlのペットボトルを渡されるのでお腹ガポガポになった(全部飲もうとするなよ)。スナックはこれと下にある激辛味の2種類からの選択だった。メキシコのLCCの中ではお値段高めだけど、座席は広いし遅延も少ないしスナックサービスもあるのでインテルジェットおすすめです。
ユナイテッド航空搭乗記(機内食もあるよ)
今回は羽田ーサンフランシスコ、サンフランシスコーカンクン、カンクンーロサンゼルスの3路線を利用。USーメキシコ間は5-6時間ほどと中距離路線なのに食事・アルコールのサービスはなし。
出発日のお昼頃ユナイテッドから「出発が2時間遅くなるんでよろしく」とメールが入った。きーちゃんと22:00に集合しようと決めていたけど、22:30に変更。もともと夜中の出発だったけど、さらに2時間延ばして2時頃まで起きていないといけないのは辛い。さらに搭乗口でもパスポートや手荷物の検査で大混雑。何度も検査しないといけないの改善されないのかなぁ。カウンター、出国、搭乗口って多すぎる。
今回驚いたのは荷物を預ける時にネームタグを書かされ、最終到着地のカンクンでの滞在場所を書いて欲しいと言われたこと。私たちカンクンからさらに乗り継いでハバナに行くんですと言うと「ではハバナの滞在場所を書いてください」と言われちゃったのでハバナのカサの住所を慌てて出して記入した。ロストバゲージした時のためだろうけど、ハバナまで本当に運んでくれるんだろうか?
案の定、搭乗後にすぐに眠りに落ちて気づいたら座席前のポケットにこれが押し込まれてた。このブルスケッタがめちゃめちゃ美味しい。お土産物として売って欲しいくらい。水は珍しく小さいサイズが出てきた。この他にも機内食が出てると思うけど配っていたことも気づかないくらい寝てたので写真はなし。
現地到着前に配膳される昼食。特別食でヒンズーミールを頼んでおいた。コーン、インゲン、ジャガイモのカレー。味は印象に残らず。今回食べたユナイテッドの機内食はこれだけ。きーちゃんのベジタリアンはパスタ。トマトジュースが缶で出てきたのには少し驚いた。そして座席間隔ですが、通常エコノミーはとにかく前後間隔が狭い。私でも前ポケットに足が当たりそう。隣のおじさん(痩せてたけど多分180以上あると思う)は冷凍蟹みたいに折りたたまって寝てた。そこは広い席予約しろよと思ったけど。USーメキシコ間は若干広め?ポケットに物が入ってないから錯覚?USーメキシコ間は食事が付いてないので機内販売があります。水はもらえた。行きは深夜便だったのでみんな寝てたけど、帰りは夕方に出発する便だったので持ち込み多数。なんかすごい気になったスナック。ロン毛とかターバン出すとまずいんだろうけど、パンチの気安さはなんだ。
安全のしおり。
トイレもめちゃめちゃ狭かった。これちょっとムッチリしてる人は大変だと思う。さらに照明がムーディ。深夜便だから睡眠の邪魔にならないようにだろうか?
とにかく狭いということが印象の9割を占めた。今回はスケジュールが一番有利なので選んだけど価格も安い方ではないし、今後選択の上位には上がらなくなるんじゃないかなぁ。深夜に日本出発、サンフランシスコに夕方着は東行きの時差に弱い私でも時差ボケが出にくかったので、また東に行く時は深夜発を使いたいと思うけど、座席は体がちょっと大きめの人は工夫がいるかもしれない。
ハバナ・トリニダー間の移動
ハバナとトリニダー間はタクシーを使うことにしていた。4人集まれば1台貸し切れるという情報を仕入れていたし、大人なので1人が2人分払って移動してもいいやと思っていた。
モロッコに行った時のようにメールで宿の手配をする時に一緒にお願いできれば一番良かったけど、そこはモロッコとは違う事情があり無理だった。というのが実際にキューバに行って宿で話をしていると、メールや電話などで予約を入れるもののドタキャンされて空きができるということが少なからずあるようだった。そうなるとモロッコの場合はカード決済を導入している宿も多いのでデポジットを取ることができるけど、キューバのカサは基本が現金決済なのでまるまる稼ぎがなくなる。なので出来るだけ確実にお客を取りたいなら顔を合わせて前金を取って予約を受けるか、リコンファームを頻繁に客に求めるかといった方法を取るしかないようだった。
タクシーは運転手に直接交渉する手もあるだろうけど、タクシー手配師を宿が知っていたりするのでそこでお願いするのもいい。乗り合いする客を探さなくてもいいし、宿に迎えに来てくれるのが楽だ。ハバナとトリニダー間は朝発昼着、昼発夜着で往復しているタクシーが必ずあるようで、料金は横並びっぽく1人30CUCだった。運転手個人と交渉すればもっと安くできるかもしれない。1日で1往復するので昼発便の運転手は時間とともにグッタリしていくけど、なんとか事故もなく到着できた。
ハバナ→トリニダー
当初の計画ではハバナに夕方到着後にタクシーを手配をして翌朝出発、昼過ぎにトリニダー着の予定だったけど、手配が遅かったため午後出発しか取れなかった。ハバナで泊まった宿の知り合いのタクシー手配師と思われる番号にいくつか電話してくれたものの空きがなく、元々予約を取ろうとしていた宿「レイナの家」のレイナ(泊まった宿の主イボンとは親戚関係)にタクシー手配できないか聞いてみると言われてたのでとりあえず私たちは食事に出かけ、帰って来たら手配できてた。やはり午後出発。基本的に宿でもタクシーでも知り合いを通じての手配になり、その人脈をどれくらい持ってるかが手配力に直結するというのはモロッコに近いなと思った。
翌朝。朝ごはんを食べたあと、荷物を別の部屋に出しておいたほうがいい?と聞いたら、部屋に置きっぱなしで大丈夫よ!というので一応まとめるだけまとめて午前中はハバナ観光し、昼ごはんを食べて戻ったら「もう次のお客さん来るから早く部屋を出て!」と言われるし、部屋をあけたらあけたで、さらにタクシーも到着してるって言われて慌てて宿を出てエレベーターのところまで出たらもうレイナが次のお客連れて来てるし、なんかバタバタで14時に出発した。
手配したタクシーは明らかに白タクっぽく、運転手のお兄ちゃんは「スペイン語できる?」「ちょっとだけ」「ちょっとだけかぁ〜(残念)」という感じでおしゃべり好きそうだった。その後、道に迷いながら到着した住宅街ではハバナにいる娘と孫を訪ねてきてトリニダーに戻ると思しきおばちゃんと、ガソリンスタンドでしばらく待ってたらタクシーでやってきたお兄ちゃんを乗せてセダンの中国車に5人乗りで5-6時間の旅が始まった。最後の乗客を乗せた時点で14時半くらい。私たち以外の2人はハバナで買い物をたくさんしているのかトランク閉まりきらなくなってるし。
しかもすんなりトリニダーに向かっていくのかと思ったら郊外の団地みたいなところに入っていった。この上まだ客を乗せるのか?と思ったら、道端に傘をさして(雨が降ってた)上半身裸のおじいちゃんが何か手に持って立っている。そこに車を寄せて運転手のお兄ちゃんが話しかけると手に持ってるものを渡した。20本ほどが真空パックされてるホットドッグ用のソーセージだった。商品について色々とお兄ちゃんが聞いてると、客のお兄ちゃんも「美味しいの?お得なの?」みたいな事を運転手に聞き「じゃ、俺も買う〜」みたいな感じで注文した。団地の方を見ると恰幅のいいおばあちゃんが椅子に座ってこっちを見てた。多分おじいちゃんの奥様と思われる。おばあちゃんの方に運転手の代金を持ったおじいちゃんが行って追加注文の話をしたようだった。建物の方におばあちゃんが声をかけると、やはり上半身裸の中年男が手に何か持って出てきた。多分、中年男は二人のお子さんで、手に持ってるのはソーセージだろう。実際ソーセージだった。おじいちゃんが商品を持ってきて、客のお兄ちゃんがお金を払う。これは闇販売なの?今度のは真空パックの効きが甘くてちょっとブカブカしてるし、二人とも常温(25度以上あります)の車内に置いてるけど大丈夫なの?とか色々な疑問が渦巻きながら、今度こそトリニダーに向けて出発したのでした。
車内では地元民同士の話が盛り上がっていた(私のわかった主な内容は、おばちゃんに対してスマホがどれだけ便利なのかという話をお兄ちゃん2人が説明するというものだった)。トリニダーまでの高速道路といっても大きな幹線道路で、周辺の村落に入っていく小道がたくさんあった。途中「ガソリン入れるからちょっと寄り道するわ」みたいな感じで舗装されていない小道を小さな集落に向かって入っていった。道沿いのガソリンスタンドで入れると高いから、ちょっと離れたスタンドで入れるんだろうか?と思っていたら集落のはずれにある小さなブロック造りの小屋の所で停まった。小屋の外には浄化槽のタンクみたいなのがある。車からは下りなかったのでバックミラーとサイドミラーで見ていると、浄化槽にホースの口を入れて、反対側の口から浄化槽内の液体を吸い出し、その液体をタンクに入れているようだった。きーちゃんに「なんかガソリン吸い出してるっぽいんだけど」と言ったら「ドクター中松がお母さんに発明してあげたポンプあげたいね」と返された。こっちも闇販売なのかなぁ?まぁどう考えてもそうでしょうけど。
とにかく衝撃的な事が続けて起こったので結構楽しくなってきた。そうしているとドライブインに立ち寄って休憩になった。観光バスも停まっていたけどスペイン語が聞こえたので地元の人なのか中南米地域の人だろうと思う。トイレに行くとお金がかかるけど、もう長時間乗っていたしこれからも時間がかかるだろうから行っておくことにした。入り口の所で1CUC払うと紙をくれた。紙をもらうのはブログで読んだことがあったので「あ〜これか〜」と思っただけだった。トイレは個室がいくつか並んでいるけどドアはなく、レジャーシートのようなナイロン製のカーテンがかかっているだけだった。便器とカーテンの間は狭く、便座がないのでお尻を浮かせて用を足そうとすると頭がカーテンに当たって隙間が開いて外から見えてしまうのでなかなか難しかった。水を流すハンドルがなく、どうするんだろう?と思いながら外に出たら、おばちゃんが水瓶から柄杓で水を汲んで流しに来てくれた。今時、山小屋でもなかなかこんな所ないから新鮮だった。そのドライブインの中庭にいたウサギと黒猫。他にもカウンターカフェとレストランがあった。
そこからは乗客みんなウトウトし始めて、運転手も危なそうな時もあったけど順調にトリニダーに向かった。途中、おばちゃんが果物を買いたいと言ったらしく、道端にいるおじさんに声をかけたけど目的の果物がなかったようで何も買わずに出発した。そうしていると薄暗くなってきた頃に運転手が「海だよ」と前を指差した。きーちゃんが「ビューティフル!」って言った途端に車内の地元民が「そうだろう〜〜!!!」と盛り上がったのが印象的だった。私が「プラヤアンコン?」と聞いたら「それはもっと先!」と地元民から総ツッコミだった。19時頃にトリニダーに到着する頃は真っ暗で、まずおばちゃんを下ろして、次に私たちの宿まで送ってくれた。料金を運転手に直接支払ってさよなら。
トリニダー→ハバナ
トリニダーの宿について真っ先に、明日のハバナ行きのタクシーの手配をお願いしたら「もう今日は時間が遅いから手配は無理。(地図を見せてくれて)この辺りに観光会社があってタクシー手配師が客引きしてるから明日行ってみたら?」と言われてしまった。超短期間で長い移動が伴う旅というのに無理があるのは重々承知だけど、いきなりシャットアウトされてしまって困った。とりあえずご飯を食べに行かないといけないのでお勧めのレストランを聞いて、そのついでに手配師がいそうな交差点にも行ってみることにした。
言われた交差点に行ってみると、やっぱり観光会社は閉まっていた。でも車掌みたいな鞄を下げてシャツを着た男が何人か立ち話をしている。とりあえず声をかけてみたらタクシー手配師だった。この手配師がメモやボールペンをくれと言ったり押しが強いんだが、突っぱねて翌日の14時半発で予約した。料金の確認をして、宿の住所を聞かれたので教えて終了だった。
翌日、14時半の約束なのになかなかタクシーが来ない。手配師にお金は渡してないけどハバナの宿には今日の宿代を前渡ししてるので今日中に帰れないのは困る。ハバナに戻るタクシーは最悪でも15時くらいにはトリニダーを出るだろうから、もう少し待ってこなければあの交差点まで行って新しいタクシーを探すか?と話し合ってたら45分にタクシー到着。今度は白タクじゃなく、ハバナの空港から宿まで行った時と同じ国営タクシーの黄色い車両だった。中国車じゃなくて起亜車。何故か手配師まで一緒に乗っていた。時間がかかったのは宿がわかりにくいところにあったからと言い訳をしながらペンをくれとやっぱり言ってきたのを突っぱねて、町の高台に向かった。そこで2人のパッカー女子を乗せて、手配師は降りた。結局、トリニダーの町を出たのは15時。
パッカー女子はスペイン語ができるので運転手と会話をしながらの移動が続いてたけど、途中ではみんな寝てて運転手さんごめんね。こちらは普通のガソリンスタンドで給油&休憩を取り、これが旅行者にとっては普通だよなと思わせた。こちらもハバナの宿に到着後に運転手に直接料金を支払ってさよなら。ガソリンスタンドで見かけた子供用乗り物。リアルにしたいのかファンタジーにしたいのか悩ましい案件。
反省
現地に夕方到着で翌朝移動の計画に無理があった。当初の予定では
だったけど、実際は
だったので、午前中に移動したければ
というのが良かったんだろうなぁ。空港はハバナの市街よりもトリニダー寄りにあるのでタクシー料金はハバナ行きと同じで行ってくれるらしい。それから4人でタクシー相乗りだと後ろ座席に3人で乗らないといけないので、快適度は1人1席確保されているバスの方が高いと思う。タクシーだと宿まで迎えに来てもらえて移動時間が短いのでどちらでも都合がいい方を選べばいいと思う。