出羽三山と加茂水族館
12年前に夜行日帰りのツアーで行った月山。今度は湯殿山に縦走しようと思っていたら前週が雨多しの予報。渡渉があるというしガッツリ足を濡らしたくないという思いが強くなったので前回歩けなかった八合目の池塘をめぐって早めに鶴岡に戻れたらクラゲでお馴染みの加茂水族館に行こうと計画を練り直した。
縦走を諦めたおかげで、過去(月山)→現在(羽黒山)→未来(湯殿山)の順で巡れたし、図らずも卯の日にお参りすることができ、呼ばれてたんだなという気持ちになった。
1日目
21:55 バスタ新宿発 高速バス夕陽号
2日目
6:00 エスモールバスターミナル
8:00 月山八号目
9:30 月山八号目
10:30 羽黒山頂
12:14 いでは文化記念館前
12:55 エスモールバスターミナル
13:00 エスモールバスターミナル
13:44 加茂水族館
16:11 加茂水族館
16:48 エスモールバスターミナル
3日目
7:50 エスモールバスターミナル
8:33 湯殿山口
11:40 湯殿山口 12:00近くになった
12:07 庄内観光物産館 12:20頃になった
13:23 庄内観光物産館
13:40 鶴岡駅
15:00 鶴岡駅
19:00 東京駅
メモ
鶴岡では夜行バスが2台同じ時刻に到着して、その5分の1くらいが登山者だった。
お盆明けの金曜日だったため月山八号目行きバスは鶴岡出発時点では全員着席できていたけれど、羽黒山の宿坊や休暇村から乗り込んだ人は座れず八合目まで約1時間立っていた。夏山シーズンは座りたければ鶴岡から乗車しないと無理だろう。
前回来た時にハンコが押してある手拭いを買ったのだがと八号目の御田原参籠所で聞いたら、一度売り切れて再発注したものも売り切れとのこと。困ったなぁという表情だった。もう何度も聞かれてるんだろう。前に買ったものを持参してハンコだけ押して貰えば良かったと思ったけど後の祭り。
湯殿山に縦走しなくなったので羽黒山の斎館で精進料理を食べようとダメ元で前日(夜行バスの出発日)のお昼に電話したら1名なら大丈夫と言われたので予約。山菜が中心だしご飯の量も少ないからお代わりできるかな?と思ったら結構お腹いっぱいになった。干していない生の芋がらの味噌和えとだだちゃ豆のお味噌汁と真っ黒い舞茸みたいなキノコを刻んだもので和えた小茄子が珍しいなと思った。
山頂から随神門まで降ったけどかなり膝にくる。階段の1段1段の奥行が狭いのと、石段なので滑りそうで力が入るのがキツく感じるんだろうなぁと思いつつ。同じきキツいなら登りの方が膝には良さそう。最後ちょっとだけ上りがあるのもキツかった。
鶴岡は当日最高気温36度。山を降りてからの方がしんどかった。公共バス中心で回るならエスモールバスターミナルが起点になるので、その近くの宿の方がいいなと思った。
加茂水族館はクラゲももちろん近海魚の展示も面白かった。時間が合えばギャラリートークも聞きたかった。15時を過ぎると団体ツアーが増えて、私が行った日は3団体が入れ替わりで入館してた。多分その後は海岸沿いの温泉宿に移動するんだろう。なので個人で立ち寄る時はその時間帯を避けた方がゆっくり観れると思う。
鶴岡に戻ってきてから夜行バスの特典でついていた割引券を使って入浴。
入浴料金がタオル込みなのが良かった。月山から戻ってくる途中の
という入浴施設も気になったけどバスの便があまりなさそうだったので街中で入れるこちらにした。
酒田→山形間の高速バスで提供されている湯殿山行きの無料送迎の予約は乗車の1週間前に入れた。縦走を諦めたタイミングで電話したけど無料送迎車に乗れるのは6人だけなので鶴岡に戻る便は残り1名ギリギリのところで予約を入れられた。混雑時は早めに予約した方がいい。直前でキャンセルが出ることも割とあるらしいけど予定がそんなに柔軟にできない人はやっぱり早めに予約した方がいい。鶴岡に戻らずに山形に抜けて山形新幹線で東京に戻る手もあったなと思った。湯殿山は自家用車で来てる人がほとんどなんだろう。
鶴岡に戻るバスは庄内観光物産館で一旦下車しないと鶴岡に戻れなかったけど、お土産センターみたいな所で食堂も色々入っているのでお昼を食べてお土産を買って駅に移動できたので良かった。
庄内観光物産館から鶴岡駅への移動はコミュニティバスよりも通常バスの方が料金が安いかもしれんと思い通常バスに乗ったけどコミュニティバスの方が若干安かった。
新潟経由で東京に戻ったけど、鶴岡から新潟までは海がずっと見える路線なので進行方向右側が眺めがいい。私は取れなかったけど。でも午後だったのでずっと日が当たってて途中からみんな日除けを降ろしてた。
大宮の手前でものすごい雨が降ってて、こりゃ都内はどうなんだと思っていたら雨は降っておらず濡れずに帰れて助かった。
エーゲ海クルーズのお金
クルーズは移動・食事・ソフトドリンク込みだったので、現地での交通費や食事代、お土産代くらいでよかった。ギリシャもイタリアもユーロなので出発の羽田で2万円ほど両替して、カードが使えそうなところはカードを使ってキッチリ使い切りという感じ。
公共交通を使えば交通費が格安なことに加え、あまりお土産を買わなかったのも現金をあまり持たなくてよかった理由の一つだけど、ギリシャは有名な観光地だけあってカードもかなり使えるので通常の旅行よりも少なめで大丈夫かなという感じです。
以前はレート重視でカードでキャッシングもしていたけど、現金を使うことが少なくなってきたのでマイル欲しさに日本出国前にトラべレックスで両替することが増えました。
ギリシャの郵便事情
ミコノス島の郵便局から投函。1週間ほどで到着しました。
ミコノス島の郵便局は新港に行く船が出ている港のバスターミナルの近くにあって、旧港から歩いて行けます。中に入ると結構並んでて、手紙出す人多いんだなぁと思ってたら大半が道を聞きにきてる観光客。
絵葉書は旧港のおみやげ物屋で切手と一緒に買って、日本まで写真を使った観光用切手が1ユーロ。切手が足りなくて郵便局で買ったら0.8ユーロだった。しかも郵便局で買った切手の方が可愛かった…。切手が足りてたら郵便局には行かなかったと思うのでいい発見になったけど、少しダメージあった。切手は郵便局で買うのがオススメです。
イタリアで食べたもの
ローマ
「パルコ・レオナルド」が思ったより盛り上がらなくて早めに戻ってきた空港で食べた晩御飯。ブッフェスタイルのカフェ。空港職員も食べてた。肉類もあるのでがっつり食べたい人にもいいと思う。ポーションはどれも多め。出来合いのものもあるけど、パスタ類はその場で作って追加してた。
オムレツ。イカスミパスタ。麺にイカスミが練り込んであるタイプのもの。唐辛子が効いてて美味しかった。サラダ。チーズとハムがこれでもかと乗っていて、これだけでも結構お腹いっぱいになる。
バーリ
宿の朝食。プラコップは冷たい飲み物用。フォカッチャが美味しかった。ちょくちょく見回りに来てくれて追加もこまめに出してくれてた。トリップアドバイザーで評価が高かったジェラート屋。宿から徒歩2-3分。チョコレートも何種類もあって選ぶのが大変。チョコレートとピスタチオ、レモンをチョイス。どれも美味しかった。クルーズ船の乗船待ち。公園にある軽食スタンドで。
ヴェネツィア
空港内で乗り継ぎしかしてない。空港のところでも書いたけど、出国した途端にお店が少なくなるので出国前に何事も済ませるのが良いと思う。この後すぐに機内食出るしね。でもお腹いっぱい。
ギリシャで食べたもの
クルーズは三食付きなので、ギリシャであまりご飯を食べる機会がなかったのが残念だったねと、帰国後に東京でギリシャ料理を食べに行った私達でした。美味しかったし、ご主人がかなりのギリシャ好きというのもポイント高いです。
アテネ
パルテノンに行く前に休憩で立ち寄ったフローズンヨーグルトの店。
量り売りでシェイクにもしてくれる。私はカップでナッツをトッピングして食べました。
ミコノス
テンダーが到着する旧港から、バスで30分くらいのビーチから長い階段を上ると見えてくるお店。最初はなかなかバス停から店までの登り口が見つけられずにウロウロしてたけど、地元のおじさんが買い物帰りに階段を上がっていくのを見て、後をつけたらお店発見。辿り着けて良かったぁ。シンプルで素敵な店内。早い時間だったのでお客さんはまだ少なく、予約なしでも大丈夫でした。グリークサラダ。好きなものばっかり入ってるサラダ。玉ねぎの辛味がアクセントになっていて美味しい。チーズもたっぷり。ラムが名物だと聞いたのでラムのレモナートを。癖はないけど、羊の旨味が活かされてるしソースも美味しい。海産物もとタコの炭火焼。柔らかい。付け合わせのフムスも美味しかった。ミルフィーユ。なんだけどあんまり重なってない(笑)下のカスタード層がプリンみたいにしっかりしてて上のふわふわクリームと相まって美味しかった。評判のいいタベルナなだけあってどれも本当に美味しかったです。私達が食事を終わった頃に、続々とレンタカーでお客さんがやってきて、あぁ普通は歩いて来ないんだなと思った次第。
来た時のバス停に貼ってあった時刻表を見ると、帰りのバスが終わってしまっていたため、新港まで羊に見守られながら15分ほど歩くことに。見えた〜。この位置から下に降りるのも大変だったのですが、乗り込んだ旧港行きのバスでしばらく時間待ちしていたら、別のバスが来て「こっちに乗り換えてくれ」みたいなことをギリシャ語で言われたので乗り換えたら、なぜか私達が歩いてきた方向に……そしてビーチに着くとバイト帰りと思しき地元の女の子2人を乗せてUターン。バスあるじゃん!時刻表変えとけよ!
エーゲ海クルーズ船内で食べたもの
ご飯はどれも薄味なので日本人に合うと思った。美味しいけどイタリアンが中心なので、現地の食を楽しみたい人はお昼を外で食べるとか工夫する必要があるかも。
乗船日のランチ。毎回この大きさのケーキが用意されてるんだけど、あっという間になくなる。カフェで一息。ワサビ風味の豆菓子が絶対添えられてて、みんなワサビ味好きだな〜と思った。ディナーのスープ。びっくりするほどサーブに時間がかかる。ショーの開始に間に合わなくていいのか?食事が終わってレストランから出たらセカンドシーティングの人が列を作ってた。船内活動を優先したい人はビュッフェをお勧め。ラビオリ。海老プリプリ。ラムを選びました。旨し。ジャガイモも好きなので満足。デザートはバクラヴァ。甘いけどナッツとカラメリゼされててそこまで甘さは感じなかった。朝食。とにかくビュッフェはいつも混んでた。観光後のビールとノンアルカクテル。とにかく暑かったから船に戻ってきた直後のカフェは天国だった。早めに戻って船でお昼。ローストポークでガッツリ。2日目のディナーはオードブルが付いてました。小イカのパスタ。出汁がよく出てて美味しかったクリームスープ。今日はお魚にしてみました。アクアパッツァ。デザートはブランマンジェで。3日目はメインダイニングで朝食。パンやソーセージはセルフサービスです。エッグベネディクト。パンがカリカリだった。別の日のメインダイニングでの朝食。ワッフルにしてみました。ジャムは酸味が効いてて美味しかった。いつものように観光後のオアシス、カフェでのんびり。お金を気にせずに頼みたい時に頼めるのは飲み放題のおかげ。コスタはノンアル飲み放題でもビールとワインは込みなので、呑む人にもいいと思った。ちょうどコスタクルーズ70周年だったので、70周年シグネイチャーディナーもあったけど写真なし。会場に雷が落ちて結構揺れる中でのディナーだったのよね。お料理はトラディショナルなイタリアン。
一度くらい有料のピザ食べてみればよかったかな。お店が夜しか開いてないしお腹いっぱいだったけど。
イージージェット搭乗記:バーリ→ヴェネツィア
勝手知ったるイージージェット。バーリからヴェネツィアは季節運行らしく、私たちが乗る日から運行開始だった。これがなかったらかなり高いチケットを取らないといけなかったので本当に助かった。LCCは思いがけないところから思いがけないところに飛んでたりすることも多いので、近隣の都市や別路線を探してみるとスケジュールを立てるのが楽になります。
バーリの空港に早く到着してしまい、チェックインカウンターが早めに開かないかとチラ見しながら待っていたけど全く開くそぶりなし。10年前のローマ行きの時と同じ状況。往路のライアンエアーでも感じたことだけど、リゾート客や実家帰省組が多いのか荷物を預けている人が多かった。一番最初にLCCに乗った時は持ち込みの人がほとんどだったから荷物を預ける人ってそんなに乗らないものなのかなと思っていたけど、事前申告さえして料金を払っておけば預けてもなお安いから、大荷物の人もLCCはいい選択肢になるよね。
搭乗口で並んでいる時に何か忘れ物をしたのか泣いている女性がいて、同じ便に乗るおばちゃん達が「どうしたの?かわいそう〜」みたいな感じで慰めてた。さすがマンマの国。座席も全く狭くありません。短時間の搭乗であればサービスや座席もシンプルで問題ないし、荷物を預けてもアリタリアの半額以下なのは魅力。