イタリア観光:ローマ、バーリ
ローマ
昼過ぎにイタリアに入国して、10年前に来た時にものすごい盛り上がったショッピングモール「パルコ・レオナルド」へ。
途中荷物預けを見つけられず、スーツケースを転がして「パルコ・レオナルド」に向かう私たち。結局、現地でも荷物預けはなく、ずっとコロコロしていた私たちだった。
10年前は盛り上がって5時間くらいお土産を買っていたのだけど(しかも閉店時間だったから撤収しただけで時間があればもっと見ていたと思う)、今回はあまり盛り上がれず。どうしてだろう?と不思議な気持ちで空港に戻った。
バーリ
朝食を食べた後、徒歩10-15分ほどで旧市街に。朝から日差しが強い。何かイタリア国鉄のイベントをやっていた。旧市街は歩いて楽しむ所。聖ニコラス教会。こういった小さな祭壇があちこちに飾られていて、朝の静かな時間だったから写真もたくさん撮れました。昼前になると観光客が増えてきます。週末だったしね。結婚式を挙げていました。幸せ分けてもらいました。旧市街を出るとマリーナ沿いに遊歩道。メッチャ暑い……チェックアウト前に戻ってタクシーを呼んでもらってクルーズターミナルに向かいます。
バーリの宿
クルーズ前にバーリで泊まる宿は、3人泊まれる部屋があるところはもちろんなんだけど、夜遅くに到着なこと、翌日午前中に旧市街を観光することを考えると立地も考慮に入れないとなぁといくつか候補を考えた。
旧市街の宿に泊まるのは素敵だと思うけど、建物にエレベーターがなく、スーツケースを階段で持って上がるのはキツそうなので却下。
駅前は空港から地下鉄で移動できるから便利そうだけど、貸し部屋しか適当な値段のところが見つからず、旧市街までも歩けないことはないけどバスやタクシーを使うのが面倒そうなので却下。
そこで旧市街からほど近い、街の中心部の宿に決めた。
ホテル ボストン(Hotel Boston)
建物はちょっと古めだけど設備には問題なし。表通りは夜でもそれなりに交通量があったので、道に面してる部屋は少し音が聞こえるかも?大きめのビジネスホテルっぽいけど、朝食会場では家族連れや学生旅行のグループなどお客さんは様々な人がいた。
朝食ブッフェは種類が豊富なので、節約旅行じゃなければ付けるのがオススメ。
夜遅くに到着してあまり部屋にいなかったけど、翌日は朝ごはんを食べてからチェックアウトまで部屋に荷物を置いて旧市街まで散歩できたし、近くに美味しいジェラート屋さんもあるし、なんかシーフード料理の美味しいレストランもあったらしいけど食べられなくて残念。
観光に来ているのだから宿も雰囲気にこだわりたいという人でなければ、十分お勧めできます。空港や港への定額タクシーもフロントで呼んでもらえます。窓からの風景。生活感があって私は好き。
百蔵山日帰り
夏山に向けてリハビリ山行に行ってきました。
駅からちゃちゃっと登れるところはないかと今週に入って思い立ち、前から何度か候補に挙がっていた百蔵山に行くことに。中央高速道路猿橋バス停付近でおなじみの猿橋に8時過ぎに到着。シーズン中は9時に登山口までのバスが運行されているようだけど、登山口までは徒歩30分とガイドにあったので歩くことに。登山口に行くまでにはセブンイレブンとハッピードリンクショップがあり、当日思い立って出かけてきて食料持ってなくても大丈夫そう。
しかし登山口まで住宅地を30分歩くだけと思っていたらほぼ全行程急坂。気温は朝から急激に上がっていて、もう帰ろうかなという気持ちに何度もなった。登山口までの行程に渓流もあり、釣り人もいた。登山口からも稜線に出るまでとにかく急坂。カラッとしているけどとにかく暑かった。登山口から20分くらい登ったところに入山カウンターあり。この辺りは沢沿いで林の中を歩くのでまだ涼しいけど、視界が開けて日当たりが良くなるとすごく乾燥して暑くなってくる。登山口から1時間くらいのところにある富士山ベンチで何度目かの「もう帰ろうかな」。キツイ時はここで戻るのもありかもしれない。もうちょっと歩いて決めようと思っていたら20分ほどで稜線に出た。だったらもう少し歩くかぁとヨロヨロ歩いて10分ほどで山頂に到着。山頂に10時着。話が盛り上がってるお母さんトリオ、登りの途中で抜かれた単独行のお姉さん、扇山方面から来た男性2名と、バスの時間よりも早く出たからか人が少なくベンチでのんびりできた。虫が少し多かったけど…気温が高いから霞んじゃってるけど富士山を見るとテンション上がるわ。
帰りは来た道を戻るだけ。登ってきている人と次々すれ違い、今から登るのも今日はキツイだろうな〜と思った。駅までの帰り道で路線バス2台に抜かれたけど、どこからのバスなんだろう。登りのときだったらガッカリするけど、帰りは下りだからまだ気が楽。
途中のセブンイレブンで冷たいジュースを一気飲みして駅へ。11:45に駅到着で午後早くに地元に戻れるし、涼しくなったらまた来てみよう。
ライアンエアー 搭乗記:ローマ→バーリ
カタール航空に続いて初めて利用する航空会社。これまで何故か乗る機会がなかったんだよなぁ。
とにかく搭乗時の荷物チェックが厳しいと事前に仕入れていたのでビクビクだったけど、特に何も言われずすんなり乗れた。ビザチェックもなし。でもチョコチョコと持ち込みルールが変わるみたいなので乗る時はチェックしておいた方が精神衛生上よろしいかと思います。
搭乗区間はローマからバーリの片道。ライアンエアー は6月上旬は早朝か夜しか運行していない。でもフィウミチーノから出てるから空港移動もないし、日中運行のアリタリアと比べると7分の1ほどの料金で乗れるので、色んな話は聞くけど乗ってみることにした。
通常料金に預け荷物と座席指定を追加。持ち込みだけの人が多いのかと思っていたけど、私が乗った便は大きな荷物の人が結構いた。
経費節減っぷりがすごいと聞いていたけど、機内安全のお知らせが前のシートに表示されている徹底ぶり。フィウミチーノの第3ターミナルから出発。搭乗口の一角はLCCばかり。座席は幅がちょっと狭いかな?というくらい。私は1時間ちょっとだし気にならないけど、体が大きい人は辛いかも。夜遅かったので離陸とともに爆睡して、特に何事もなくバーリに到着。飛んでる間はずっと子供がぐずってたらしいけど全く気付かず。到着後にホテルまで乗ったタクシーが、真っ暗な道をメッチャ飛ばして目が覚めたのもいい思い出。
空港色々:ドーハ、ローマ、バーリ、ヴェネツィア
もう羽田の話はいいよね……と今回使った海外の空港の感想など。
ドーハ
周りに何も見えない広い空港。到着は早朝と深夜なので沖停めでも安心かと思ったら熱気がすごかった。バス早く来て〜。窓ガラスにも日差し避けが施してあるものの近づくと暑いし日差しの強さがこれで軽減されているのか!というレベル。ターミナルはまだまだ工事中でショッピングエリアやレストランエリアも今ひとつ残念な感じ。とにかく広いので探検したくなるけど、ラストコールがとにかく早い。乗り遅れないように先ずは搭乗口の確認をしておくのが先決。ラストコールに急かされて早めに機内に入るものの、色んなところに就航しているせいなのか滑走路が混雑していて、広大な割に待ち時間がどこでも長かった。
でも就航地の多さと価格はやはり魅力的なので、乗り継ぎに遅れないようにできれば文句なしの空港だと思う。これから工事が終了したらどうなるのかも気になる。
ローマ
ドーハを朝発でローマに昼着の便を使ったら、中東系3社の到着時間が重なってターミナル3の入国審査場は大混雑。列を仕切るロープも途中で足りなくなりカオスな状態に。降りてから入国までに1時間かかった。団体さんも多く利用してたみたいだからいつもこんな感じなのかなぁ?
国際線の到着も国内線の出発もターミナル3だったけど、新しいターミナルということもあって期待してた楽しさは感じられなかった。国際線の出発エリアは色々とお店やカフェがあったりと工夫があったのかなぁ。
バーリ
10年前に使った時には二度と来ることはないだろうと思っていたバーリ。まさかの再訪。
空港まで地下鉄が通ってたりまるっきり変わっててビックリした。タクシーも市内までは定額になっていて使いやすかった。
プーリア州は地元の特産品をプッシュしていて、ワインやパスタ、チーズが買える自販機は旅行者の撮影スポットに。到着時は夜遅くて真っ暗だったけど、昼間は遠くに海も見えてのんびりした地方空港です。6月の中旬以降はリゾート路線が多く就航してアクセスも良くなるから混雑するんだろうな。
ヴェネツィア
乗り継ぎのためだけのヴェネツィア。小さい空港だけど、さすが世界的な観光地だけあってお土産物屋やカフェは充実。だけど混んでる。出国するとガクンとお店やカフェが少なくなるので、待ち時間が長い場合は出国前エリアで時間を潰した方がいい。出国後は椅子が少ないけど、エスカレーターで1階降りると椅子もトイレもガラガラなので、出発前はそちらがオススメ。
カタール航空搭乗記
初めての中東系。南回りはやはり時間がかかって疲れると聞いたがいかがなものなのか?空港が広くて乗り継げなかったというブログもいくつか見たけど大丈夫なのか?全く手探りだけど初めて乗る航空会社はやっぱりワクワクする。
羽田空港には新宿を20時に出発するバスで早めに到着。乗客は珍しく少なくて12人しかいなかった。カタール航空は出発が早まることが多いと聞いてたので到着後すぐに確認したらやっぱり23:50に早まってた。
最近は日本で両替をしていくようになったので、モノレール駅近くの両替屋で両替して、後ろを向いたら2人後ろにえっこがいた。私はマイルが付くのでトラべレックスで両替したけど、レート自体はみずほの方がいいと聞いていたのを教えてそっちに移動。(トラべレックスさんごめん)えっこと空港宅配近くの椅子で喋ってたら、きーちゃん到着。
21:30頃にチェックインカウンターに並んだけど待たされた。ウェブチェックインしていてもしていなくても関係なし。乗り継ぎの時に黄色い封筒を渡されると各種ブログで見ていたけど全く渡されず、家で印刷してきたチケットをそのまま使うように指示された。残念。
座席は結構広い。
アメニティはプラスチックの袋入り。離陸後1時間ほどで通常食のメニューが配られた。でも深夜なので私はフルーツミール。きーちゃんのベジタリアン。えっこの和食。オレンジと柚子のムース美味しそう。えっこは食後にコーヒーがきたら一緒に食べようと待ってたけど、なんとコーヒーも紅茶もサービスがなく待ちぼうけだった。この便だけそうだったから、コーヒー落とすの忘れてたのかなぁ?その後はずっと寝てたけど、途中何度か寒く感じて目が覚めた。トイレにも何度か行ったけど綺麗に掃除されてた。
日本時間の8〜9時くらいにフルーツミールの朝食。内容は夕食とほぼ同じですね。ベジタリアンは焼きそば。普通食のお粥。30分遅れで到着。ドーハ空港は広かったけど、ローマ行きは30分遅れと表示されていたからのんびりできるのかと思ったら7時にラストコールになり結構バタバタで搭乗口に到着。どうしてだろう?と思っていたら機材変更で座席の振り直しとパスポートチェックがあった。それで搭乗口でもかなり待たされた。8時過ぎにゲートを離れたものの滑走路の渋滞で離陸は8:40過ぎ。こちらも座席は広め。
朝食は普通食にしました。パンプティング。マーマレードとカスタードクリーム。甘い。でも美味い。袋に入っているのはリンゴ。ウプマとサンバル。スパイシーで美味しい。えっこと私のパンプティングと半分こして食べたけど、甘いのとスパイシーなので丁度良かったです。定番のスクランブルエッグ。途中で配られる軽食。2種類から選べます。キャロットケーキとひよこ豆のカレーパイ。こっちはオレンジケーキと鶏肉のパイだった気が…だいたい映画を2本見たらローマに到着という感じ。日本からは夜便だったからドーハまでは寝ていたし、ローマまでもそこまで長い感じはなかったので心配していたよりも疲れはなかった。昼過ぎに到着するから初日ゆっくりできるのもいいと思った。
復路のベネチアからドーハまでは夕方出発夜中着なので夕食が出ます。
広さはどの機材も同じような感じ。
チキンビリヤニ。チキンライスですな。美味しい。お米も日本人好みの炊き具合。ドーハで乗り継ぎ。ドーハではことごとく沖留めバス移動なので暑さが辛いけど、早朝や深夜だから大丈夫だろうと思っていたけど普通に40度前後でビックリした。
やっぱりラストコールが早い。とにかく空港のターミナルに着いたらすぐに搭乗口を確認して移動した方がいい。日本路線は団体のツアーも何組も乗っていて、どこに行ってきたんだろう?と気になる。めっちゃ深夜に出た夜食は寝てしまって撮影できず。これは朝食。サンバル。美味い。最近、復路がおざなりな感じですが眠いんだからしょうがないよな〜。
カタール航空。機材はどれも綺麗だったし、就航地も色々あってお値段も手頃なので機会があったらまた乗ってもいいなと思える航空会社でした。機内食の中東飯が美味しかったので、スパイシーなものに抵抗がない方にはオススメ。注意するのはドーハ空港が広いのと、搭乗のラストコールが早めなので、走ったりするのが嫌とか、心配性の人は乗り継ぎ時間を長めに取るのがいいと思います。
イタリアまでの航空券予約の悩みどころ
クロアチアを旅した時にアドリア海を夜行フェリーで横断し、たどり着いたバーリ。そのままアルベロベッロに移動して、観光した後に夜遅い便でローマに移動したので全く観光しなかったけど、まさか10年後に再び訪れることになろうとは。
クルーズ船の発着港になるバーリまでの航空券の予約は色々と難しかった。旅行する6月上旬から1週間ほどすればオンシーズンに入ってくるので、各LCCが色んな所からバーリにバンバン飛ばす予定になっていて、ターキッシュエアラインズやカタール航空でもバーリに直接乗り入れることができた。でもオンシーズンはメチャメチャ人が多いらしいし、その前の静かな時期を狙っての旅行だから乗り継ぎはもうしょうがない。イタリアの大きな空港から国内線でバーリに向かう事にした。
一番頻繁に便があるのがローマだけど日中の便はどれも高い。アリタリアなんて荷物預けたら片道3万円になる。早朝か夜に出るライアンエアー なら4千円ほど。日中移動してゆっくりバーリで過ごすのか、夜移動してバーリ観光は翌日のクルーズ出航まででいいのか、ローマに泊まって出航当日の朝にバーリに移動するのか考えて、出航当日の移動は心配なので前日の夜移動にしようと決まった。
問題は帰りで、下船後にちょうどいいローマ行きはアリタリアしかなくお値段お高め。他に何か手はないかと探した所、ベネチアに向かうイージージェットが丁度その日から運行開始。それだと8千円ほどで収まるので、ローマinベネチアoutで国際線を探す事になった。
お休みが取れる期間と現地滞在時間を考えて、エミレーツ航空・カタール航空・ターキッシュエアラインズの3つが候補に上がった。復路の日本への到着時刻が一番早いエミレーツにしようと思っていたら、ベネチアでのイージージェットとの乗り継ぎが1時間ほどしかなく不安なのでカタール航空に決定。アイルランドの時もだけどエミレーツに乗る機会がなかなかないなぁ。