キューバ観光:トリニダー編
トリニダーには夜着いた。しかも翌日の昼過ぎにはハバナにトンボ帰りなので、翌朝はビーチでのんびりしようということになった。本当は午後にトリニダーについて夕方までビーチでのんびりして、翌朝は市内観光して午後にハバナに戻るつもりだったけどしょうがない。昨夜タクシーをお願いした配車係がたむろしてるロサリオ通りとグロリア通りの角にあるクバツールの前からプラヤアンコン行きのバスが出るのだけど、出発の15分くらい前に行ったらものすごい人だかりができてた。ウロウロしてたらクバツールのおばちゃんに「あんたたちどこ行くの!」みたいなこと言われたので「プラヤアンコン」と答えたら「そこで待ってて!」みたいなこと言われたので待った。ちょうど日帰りツアーの出る時間と同じ時間帯なので、ツアー客とプラヤアンコン行きのバスを待つ人で混雑していた。
待ってたらバスが来たんだけど、別のところですでに客を乗せていて立ち乗りになった。1人2CUC。プラヤアンコンの端にある駐車場で降ろされる。朝早いからなのか従業員も観光客も少なくて静かだった。波は結構ある。スノーケリングやダイビングの人はどこかボートで別のところに行くようだった。ビーチの真ん中あたりまで歩いて椅子を借りた。2台で5CUC。日陰をキープできたのですごく心地いい風が通って短い間だけどのんびりできた。ハバナへのタクシーの時間が気になって町にはタクシーで戻った。ビーチにあるホテルでお願いして1台10CUC。まさかクラシックタクシーに乗れるとは。クルクル窓開けちゃうよ〜プラヤアンコンへは湾を大回りして行かないといけないのでそれなりに時間はかかる。カリージョ広場で降ろされた。郵便局があったのでハガキを出して中央広場まで歩く。この時点でものすごく暑い。日陰に入れればまだカラッとしてるけど、とにかく日差しが強い。きーちゃんがグッタリしてきた。町には人通りがかなりある。
お土産物の市場があると見に行ったけどグッとくるものもなく町をブラブラして中央広場の階段にあるバーで一休みした。時間もあるので歴史博物館に入った。1人2CUC。ものすごく急な階段を登って塔に上がった。山から海までぐるっと見える。朝、ツアーに出かけた人はあの山のあたりで馬に乗ってたりするのだろうか。
塔に登る最後の階段というかハシゴ。頭を打たないように注意。
ハバナで市内観光するよりも、こういう所でのんびりと自然を楽しむ方が面白いかもしれないなぁと思った。とにかくのんびりムードでカリブ満喫という感じだった。
キューバ観光:ハバナ編
ハバナには午後についたけど宿に到着したらもう夕方。とりあえず歩いて行けるマレコンの入り口辺りを散歩してから夕食を食べに行くことにした。週末ということもあってか地元の人で賑わっていた。子供連れも多くて危険な感じはしなかった。釣りをしている人もいた。観光客は旧市街かリゾートに泊まっていて夕食どきだから見かけないのかも。
翌朝からトリニダーに行く予定がタクシーを手配できなくて午後出発になったため市内観光に出かける。綺麗に塗ってある建物とボロボロのまま放置されている建物の差が激しい。でも急速に綺麗になっていくのだろう。エナモラドス公園のところから出てるオープントップバスに乗る。週末料金で10CUC。頻発しているので時間を合わせて行ったり、お客が集まるのを待ったりしなくてよさそうだった。中国製。団体ツアーで使われている観光バスもお揃いの中国製だった。まずは旧市街を回ってからマレコン沿いにリゾートエリアに向かう。みんな必死で看板を撮影。
そろそろお気付きの頃かと思いますがカンカン照りです。日差し強すぎ。さらにスピードがかなり出ているので帽子はしっかりと止めておいた方がいいです。そうしていると革命広場に到着。
私の世代だとホメイニ師を連想する帽子の形。団体さんもとりあえず来るところなので観光バスも何台も停まってたけど、駐車場も広いので余裕。
次に来たバスに乗ってぐるりと周ってみる。お墓を通って。スーパーの近くには生鮮食料品の市場みたいなのもあった。スーパーはどこも暗くて閑散とした感じに見えた。実際は中が見えないからそう思ったのかもしれない。
ビーチや水族館やサーカスや住宅街を通ってハバナ中心部に戻ってきました。
カピトリオは残念ながら改装中で中に入れず。客待ち中。写真を撮っててもしつこく売り込まれたりお金を要求されたりはしなかった。ご飯を食べている間にものすごい雨になった。30-40分すれば止むけど、排水が悪いので通れるところが少なくなったりドロドロになったりする。トリニダーから戻ってきた翌日の午前中には旧市街を散策。タクシーで行こうと歩きながら探したら中央広場まで歩いてしまったので、そのままオビスポ通りに入った。トリニダーでは個人やグループで来ている若者が多かったけど、ハバナでは団体ツアーで来てる年配の方が多かった。本屋に野球選手名鑑があったら買いたいと思ってたけど見つけられなかった。球場でしか買えないのだろうか?
まだまだクリスマス気分。
あまり長身ではなかった。小雨が降ったり止んだりの中、要塞へ。屋上に出ると川沿いに観光バスがいっぱい。屋上に出るときに係のお姉さんに「鳴らさないでね!」と注意された鐘。川沿いを宿まで歩いて戻る途中にある支倉常長の像。400年も前にここまで船で来たってすごい。NHKでやってたサンドイッチマンの「サムライ宣教師クルーズ」を見てたので感慨もひとしお。初日の夜に見て気になってた遊園地。昼も開いてない。時間が余ったので革命博物館へ。
鋭意改装中。8CUC。大きな荷物はクロークに預けさせられる。色々と創作意欲に駆られる人には好評ではないかと思われるイケメンジオラマ。戦局とかの展示が続いているわけだけど、やはりどこか南国特有ののんびりとした雰囲気が感じられた。改めてソ連は脅威だったなと思った。今後数年で大きく変わるのかどうなのか。どのタイミングで行けばいいのか計っているくらいなら行ってしまった方がいいと思う。
1日あれば旧市街は十分に観光できる。川向こうの砦を見たいのならもう半日あった方がいいかも。
メキシコで食べたもの
メキシコシティには夕方到着して翌々日の夜に出発。到着日の夕食は五月五日通りをブラブラしてたら見つけたサロンコロナで軽く済ませることにした。ここはコロナの生が飲める店なのだ。インターナショナルメニューもあるけど日本語は残念ながらなかった。
私はアドボ入りのタコスを注文。似ているものをあげると牛肉の大和煮みたいな感じ。辛いソースをちょっとつけて食べたら美味しかった。生ビールは黒と白があるけど、きーちゃんはどちらもあまり美味しくないという感想。瓶の方が美味しいってなかなかないよねと言っていた。翌日の朝は前日に近所のパン屋で買っていたパンを部屋で食べて早めにテオティワカンに行って、戻ってきてからカフェ・デ・タクバで遅めの昼食。内装が素敵。制服も可愛かった。ケーキもたくさんあったのでお茶してもいいなぁ。普段は頼まないけどパイナップルジュース。スープの欄にあったからお米入りスープかと思ったらチキンライスが出てきた。完全に想定外。でもダシが効いてて美味しい。塩気は薄め。きーちゃんの頼んだタコスのカッテージチーズかけ。添え付けのアボカドも美味しかったらしい。でも量が多くてお腹いっぱいになったとか。スープと思ったらご飯がきてしまった上に、タコスのグラタンを頼んでしまい私もお腹いっぱい。ほうれん草の入ったホワイトソースが美味しかった。15時からマリアッチの演奏があるというので食後のお休みも兼ねて粘ってたら始まった。マリアッチは聞きたかったけど夜出かけるのも面倒だなと思ってたので、ここで聴けて良かった。メキシコシティ観光2日目の朝はホテルでブッフェ朝食。メキシコ青汁にチャレンジした写真しかなかった。特に苦くもまずくもなかった。支払いをつけにできるのかと思ったらレストランで払えということだった。この日は国立人類学博物館に行ったけど、体調があまり良くなくてメリディアンがやってる博物館のカフェテリアで休憩をとった。サービスはのんびりした感じ。何か会議をしたついでにカフェでランチをしているグループもあった。地元の人も利用している感じ。また健康のためにグリーンスムージー。昼食を取っている人も多かった。民芸品市場を冷やかしてからソカロに戻っておしゃれカフェでお茶。体調のために温かいハーブティー。出たところで「日本人ですか?」とアジア系の男の子に声をかけられた。なんだろう?と思ったらものみの塔だった。日本でも遭遇したことないのにいきなりメキシコでと思った。時間がないのでと退散。早めに空港に行った方がいいとガイドブックやブログに書かれていたので出発の3時間くらい前にホテルをタクシーで出発。ちょっとお腹がすいてきたので国内線ターミナルのフードコート(中二階にあるので場所がわかりにくいのを偶然見つけた)でピザを半分こした。工事が続いているようなのでまた場所が変わるかもしれない。プラヤ・デル・カルメンの宿の朝食。シンプル。トゥルムでぐったりして飲んだジュース。トゥルムではコロナは基本的に2本出てくる。2本セールというやつだ。遺跡から遠い店の方が安くなる。お昼は食べず、カンクンの宿でメキシカンの夕食。エビフライのサラダ。地元の有名なスープ。サラッとしてる。メインはラムを頼んだ。美味しい。下にかぼちゃのピュレーが敷いてあって、こちらも甘くて美味しかった。デザートはフォンダンショコラ。温かいケーキにアイスクリーム。どれも量が少なめなので少食の人もコース全部頼んでも大丈夫。隣に新婚旅行なのかなという日本人のカップルが案内されてきたけど、せっかくだから日本人のおばさんの隣じゃない所に案内してあげて欲しかった気もする。翌朝はブッフェレストランで朝食。シェイクは材料を指定したらお好みで作ってもらえる。私はパパイアでお願いしたけど量多すぎ。オアハカチーズなどのメキシコならではのものもあって選ぶのが楽しい。朝食から昼食まで少し時間があるけど、10時くらいにタコスを作ってくれるサービスがあった。私たちはワカモレにチップスだけつけてもらっておつまみに。ホテル内のどこでも座ってくつろいでるとスタッフに「飲み物はいかがですか?」って聞かれる。大抵のものは作れるのでもっとノンアルコールのカクテルの名前とか覚えていけばよかった。お昼はビーチサイドのレストランで。お天気になって良かった!そして最後の食事を海に近い席で取れるのが嬉しい。エビのサラダ。ここはけっこう量はしっかりめ。ブイヤベース。夕方に出発なのでチョコシェイクとプティフールでおやつ。シェイクも何種類かあってもっと飲みたかった。オールインクルーシブ最高や!食いしん坊の人はたくさん食べてもお金の心配がないし、きーちゃんは少食だからいろんなものを食べてみたいけどなかなか注文できないものにも手を出してもいいかなという気にさせてくれるから良いと言っていた。でも何日も滞在すると絶対ダメ人間になる。でも1年に数日だったらダメ人間になりたい。
キューバで食べたもの
野菜が今ひとつ美味しくないのに果物はめちゃめちゃ美味しいギャップがすごかった。
ハバナ1日目
イボンの宿の朝ごはん。日によって種類は違うのだけどパンと甘いものが必ず用意されている。ジュースはグアバジュースがデフォルトのようだった。コーヒーは濃かった。フルーツ。こちらも日によって種類が違うけどなんでも美味しい。ジュースじゃないグアバを初めて食べた。野菜は味が薄かったけど、果物は味が濃くて美味しかった。これに卵料理がつくのが宿の一般的な朝ごはんのようだった。イボンの宿で紹介してくれたので初日に晩御飯を食べに行ったマキシモ。ロータリーの近くのCalle Taconにある。数件バーが並んでるのですぐわかる。きーちゃんがあれ以上のモヒートを飲んだことがないモヒート(奥)と、私が頼んだフローズンダイキリ。このあと溶けてきて机の下にメッチャこぼれてきた。ピザとグリーンサラダ。チーズは美味しいけど他のものは基本的に味が薄かった。Paseo Martiで宿に戻る途中に入ったレストランでパニーニ。観光客だけじゃなくて地元の人も食べてた。やはりチーズは美味しいけど他のものは味が薄かった。量は多めでパニーニは2つで一人分。こちらはハンバーガー。デカい。全体的に味はそれなり。
トリニダー
トリニダーに移動して、宿で観光客に評判がいいと聞いたレストラン。Cubita restaurant。今夜の予約が取れるかどうか宿で聞いたら「この時間じゃ無理」と言われたけど、直接行って30分くらい待ったら座れた。確かに観光客でいっぱいだった。キュウリにツナサラダの乗った付き出し。なんかこじゃれてる。グリーンサラダ。やぱり葉物は今ひとつカサカサしてる。結構お高かったけどせっかくだからランゴスタとエビと白身魚のグリルを頼んだ。食べきれなくて残してしまったのが今でも残念。プリプリしていたけど、伊勢海老はどこで食べてもまぁ伊勢海老だなと思った。トリニダーの宿の朝ごはん。こちらもパン、甘いもの、フルーツと卵料理。飲み物はジュースとコーヒーか紅茶。ハムとチーズのオムレツをお願いした。ハバナの宿では卵の調理法を聞いてくれたけど、ここは黙ってオムレツが出てきた。前もって頼んどけば目玉焼きでも炒り卵でも作ってくれると思う。街を散策途中に中央広場のカフェでパイナップルジュースとアルコール。バンドの生演奏つき。この日は本当に暑くて干からびそうだった。ここは夜もバンド演奏で盛り上がっていて、テーブルに座れない人は階段に腰掛けて盛り上がっていた。
ハバナ2日目
キューバ最後の夜は、初日に行ったマキシモのある通りから一本入った通りには観光客向けの新しいレストランやバーが並んでいたのでそのうちの一軒に入った。これは翌日のお昼に撮った店構え。ツアーのための予約席が何席か用意されていたのでお墨付きなんだろう。きーちゃんが頼んだサングリア。派手でびっくりしたけど、底にラムが入ってて二度びっくりしてた。普通はワインだと思うんだけどなーって。鶏肉のブルーチーズソース。鶏はパサついてなかったけど味が薄い。でもこんな感じの工夫されたメニューが多かったし、美味しかった。前菜の盛り合わせ。一番手前はささみの湯引きっぽかった。そんなに色んなところで食べてないけど、外食で食べられるものにバリエーションがないっぽいので、宿で夕食を作ってもらえるのならそれが一番美味しいのかもしれないなぁと思ったりした。後は外食するなら新しく出来た店の方が材料がないなりに工夫されたものが出てきそうだなと感じた。キューバの最後の最後に空港で食べたカプチーノとパニーニ。日本人がイメージする普通のパニーニっぽい味で外食した中では一番と言っていいほどレベルが高かった。
なんども書くけど野菜の味が薄い印象が強かった。生で食べるものよりも煮込みとかに使う野菜の方が美味しいかもしれない。今後は栽培法も変わってくるだろうから改善されるのかもしれないけど。生サラダ食べなくても果物食べてればいいんだったらそれの方が満足できるかもしれない。これから状況も変わるだろうから、数年たって再訪した時に「あの時はああだったのになぁ」と思うだろうなぁ。
カンクン辺りの交通機関
日程の関係でチツェンイツァは外したのでカンクンとトゥルムの間を行き来しただけだったけど、大きな舗装道路が真っ直ぐ続いているだけなので自分で運転しても迷うことはなさそう。移動や人数が多い人はレンタカーでも大丈夫かもしれない。
カンクン空港→プラヤ・デル・カルメン
メキシコシティからの航空券を買った時に、一緒に手配した空港シャトルを使った。大きな車だったので快適。かなり飛ばすけど夜だったから景色も見えないしうとうとしているうちに到着した。
上の記事を参考にしてください。
プラヤ・デル・カルメン→トゥルム遺跡
20th Av.とCalle2の交差点にあるコレクティーボでトゥルムに向かうとトゥルム村で降ろされるので、そこから遺跡へはタクシーと書いてあるガイドブックやブログが多かったけど、プラヤ・デル・カルメンで乗る時に「トゥルム。ルイナス」ととりあえず「ルイナス」を連呼していたら、遺跡の入口の交差点で降ろしてくれた。横断歩道もない4車線の道路を渡ると遺跡の入口。1人40ペソ。乗客が集まり次第出発だけど、朝は人が集まりやすいのか次々出発していった。地元のリビエラマヤ地域のリゾートホテルに出勤する人たちや、ビーチに泳ぎに行く観光客で立ち乗りも出るくらい。なのでリゾートホテルの入口やショッピングセンター、車の販売店などバスの停まるポイントは多かった。自由乗降区間?みたいな感じもあった。メッチャ飛ばすので立ち乗りは遠慮したい。
戻りも最初に降ろしてもらった遺跡の入口の交差点近くに客待ちをしているコレクティーボがあった。こちらは遺跡観光の観光客中心なので、乗客が集まるまで時間がかかった。トゥルム村からのコレクティーボを幹線道路まで出て停めた方が早いかもと思ったけど面倒なので乗ったまま待ったけど、よくよく考えると10分ほど待ってただけだった。こちらも途中のホテルで仕事帰りの従業員や、他のホテルのビーチに遊びに行く観光客を乗せたり降ろしたりしながら、朝出発したプラヤ・デル・カルメンのコレクティーボ乗り場へ。料金は行きと同じ1人40ペソ。1時間くらいで到着。
プラヤ・デル・カルメン→カンクン
トゥルム行きのコレクティーボの出発する交差点のはす向かいから出るプラヤ・エクスプレスがちょっと高いけど車も大きいしエアコンも効いてるという情報を仕入れていたのでカンクンのバスターミナルまで乗車。1人35ペソ。1時間はかからないくらいで到着したけど、乗客の途中乗降はこちらも頻繁なのでそれによるかも。
カンクンではバスターミナル近くの交差点で降ろされるのでバスターミナルまで行ってホテルゾーンまでのタクシーに乗った。13時過ぎに出発だったので運転手さんたちが仕出し弁当で昼食中。すごく美味しそうな匂いだった。
メキシコの宿
メキシコは3箇所で違う宿に泊まった。ビジネスホテルとリゾートホテル(安)、リゾートホテル(高)だったけど、それぞれに特色があってよかった。
メキシコシティ
「NH Mexico City Centro Histórico」はデザイナーな感じのビジネスホテル。2泊した。フロントは英語大丈夫。タクシーが玄関前に大抵いるので、空港までの移動は玄関前からタクシーに乗った。メキシコならではという面白みはないけど設備がきっちりした部屋に泊まりたい人にはオススメ。ソカロからもすぐだし、ビュッフェスタイルの朝食は自分で焼けるワッフルやフルーツも多くて充実していた。朝食会場を見ていると社用で泊まっている人が多い感じだった。通りに面している側に泊まったけど、大通りというわけでもないのでうるさくてたまらないということはない。お部屋の造りはシンプル。ちゃんと溜められるバスタブ付き。お湯も温度、量ともに問題なし。手ブレご容赦。一応室内にセーフティーボックスとミニバーあり。
プラヤ・デル・カルメン
格安というほどではないがビーチから数本入ったところにあるお手頃価格の宿「Hotel Casa de las Flores」。トゥルムやカンクンへのコレクティーボ乗り場まで宿の前の道を西にまっすぐ進んで2ブロックで行けるというのも決め手だった。深夜に到着した時のフロントのお兄さんは英語がちょっとだけなら大丈夫だったけど、昼間いたお兄さんはペラペラだった。宿であった従業員はみんなフレンドリー。朝食はシリアルやパン、フルーツにジュースと飲み物というコンチネンタルなビュッフェスタイル。残念ながら種類がそんなにないので外で食べたほうが安いだろうし楽しめると思う。チェックアウト後の荷物もフロントで預かってもらえた。部屋はエアコンなしのファン付き。だけど暑くて寝られないということはなかった。水回りはシンプルだけど清潔。お湯も出た。シャワーがドロップタイプなのでダメな人はダメかもしれない。中庭にはプール。小さなフロントロビーには旅行会社の人が営業に来ていてエクスカーションの申し込みをしてる人もいた。多分フロントにお願いしたら呼んでくれるんだと思う。深夜について朝ごはんを食べたら出かけちゃったけど、数日滞在しても気持ちよく過ごせる宿だと思う。
カンクン
「Hyatt Zilara Cancun」は日本からだとハネムーナーが多いようだけど、実際は40-50代のアメリカからのお客さんがはっちゃけてる宿。なので居心地は良かった。アジア系の客に対応しているフロントは別にあり、チェックイン時は顔を見たら自動的にそこに案内された。チェックアウトの時は混んでたので普通のフロントに行ったけど特に問題なし。一応ツインで予約していたのにチェックインした時にはダブルしか残っておらず、無料で追加ベッドを入れてもらった。こういうリゾートホテルに泊まったことがなかったのでなんか新鮮。インクルーシブなので部屋にいろんなものがついてる。ミネラルウォーターもやたらある。こういうのをいちいち撮ってるのもどうかと思うがテンションが上がってたので撮ってしまった。なくなったら追加をお願いすれば追加してくれるらしいけど、バーでお願いしたほうが雰囲気も楽しいのであまり部屋で飲むことはなかった。どんだけ呑めば気がすむのかという感じ。水回りは基本的にシャワー。ジャグジーが部屋の中にどーんと設置されているのでダメな人はダメだと思う。私は気にせずお湯ためて入りました。一つ挙げるとすればシャワーの排水があまりよくなかった。部屋にジャグジーがあるのでお風呂に入りたければそっちを使えばいいんだけど、スパにも宿泊客なら入れる大きなお風呂があるのでそっちに入っても良かったかもしれないと今になって思ったりする。一つの部屋は私が今住んでる部屋より広いので、荷物も広げたい放題です。夜のプール。お昼過ぎにチェックインしてから曇り空だったのでカリブ海の青さは体感できず残念。客室は東向きなので夕日は見えないけど、朝日は真正面。朝方も曇りだったのでこれは今日も期待できないと思っていたら、日が高くなったら晴れました。ビーチの波は荒いので、遠浅だけど泳ぐのには向いてない。なんでひたすらゴロゴロする。週末だったのでビーチサイドのマッサージは東屋に5人くらい並べて施術してた。ロビーの椅子にただ腰掛けるだけで「何かお飲み物は?」と聞かれる。吹き抜けのロビー。夜にはアクロバットやダンスのショーが開催されててまた違った雰囲気に。ハリケーンの時とかどうなってるんだろうと気になった。チェックアウト後に着替えやお手洗いに行きたければスパに入れる紙をくれる。でかいジャグジー。タオルも使い放題。
普段の生活にやさぐれてる大人にこそ必要な宿だと思った。日中もイベントが充実しているし、カラフルな服装でリゾートを楽しまないともったいないので、エクスカーションばかり申し込むんじゃなくて1日はゴロゴロする日を作るべきだと思う。
キューバの宿
ハバナ2泊、トリニダー1泊でバタバタしてたので、今度行く時はのんびり泊まりたい。
ハバナ
ハバナでは空港に迎えを頼んでいた。15時に空港について両替を済ませたあと、まず「Casa Particular Reina y Paco」に直行。17時には着いた。建物の入り口で入り方に戸惑ったけど管理のおじさんと思われる人がレイナを呼んでくれた。レイナの部屋にまず案内されて、テラスからお馴染みの風景の撮影タイム。それが終わったらエレベーターで私たちが泊まるイボンの部屋に案内された。イボンの部屋は同じ建物の下層階なのでテラスからはこんな感じ。お母さんのマリソルとカサを切り盛りしているらしい。建物の前に大きな道路が通っていて夜中の交通もそれなりにあるので音がダメという人にはここの建物自体が向いてない。さらに私たちが泊まった2016年1月は隣の建物を取り壊している最中で、なぜか朝の7時ごろから夜の10時ごろまで工事をしていることもあった。しかも週末関係なし。多分もう全部壊れてるだろうからそういうことはないと思うけど、どうも労働時間がよくわからなかった。
イボンの部屋に入るとメッチャ歓迎してくれた看板犬。歓迎してくれすぎてぶれた写真しかない。名前も聞いたけど覚えにくかったので忘れてしまった。私ときーちゃんは「(営業)部長」と呼んでいた。でもこの時は愛想がよかったのに、次に会った時には「グルル」とちょっと怒られた。きーちゃんの「しょうがないよ、部長は気まぐれなものだから」という言葉に納得した。動き回らないように大抵台所の椅子にあげられている部長。部屋にエアコンは付いてるけど扇風機しか使わなかった。窓が閉まりにくいので急な豪雨に注意が必要。この扉は物置に続いてるっぽい。私たちが使う部屋の隣にトイレとシャワーが付いている。シャワーは電熱式で、最初にマリソルが使い方を教えてくれるのだけど、私たちはうまく温かいお湯を出せなかった。到着日に1泊して、トリニダーに行った後でもう1泊した。最初にチェックアウトする時に次ぎに泊まる時の分もデポジットとして今払って欲しいと言われたので一緒に払った。
部屋に荷物を置いて午前中出かけてもいい?それともリビングに荷物を移動させて部屋を開けておいたほうがいい?と聞いたら「そのまま部屋に置いといていいわよ!」と言われたけど一応すぐに出られるようにはしておいて、戻って来て予約していたトリニダーまでのタクシーを待つ間に歯を磨いたりしていたら「次のお客さん来たから部屋を開けて!」と言われてバタバタした。言うたそばからか(笑)!と思った。次のお客はレイナが連れて来てたので、基本的にレイナに紹介された客を止めているのだろう。「トリニダーで泊まるところ決まってなかったら紹介できるわよ」とも言われた。マリソルはトリニダーの近くの町の出身らしく、私たちがトリニダーから戻ってきた時は「きれいだったでしょ?」と自慢げだった。2泊目の時は早めに部屋を開けて空港へのタクシーを待ったけど、私たちのタクシーが到着するとほぼ同時くらいにレイナがお客さんを連れて来たので、飛行機の到着や都市間の移動の到着時間がほぼ同じくらいになっているのかもしれない。
部屋にいる時は「コーヒとかジュースとか何か飲む?」と聞いてくれるし、お水も空のペットボトルにもらえる。どちらも無料。トリニダーの宿に予約確認の電話を入れないといけなかったけど代わりにかけてくれた。基本的にスペイン語のみなので会話帳みたいなものを持っておくといいかもしれない。こちらが話しかければフレンドリーに相手をしてくれるし、話しかけなければ適度に放っておいてくれるので、あまりベタベタされるのも嫌という人にもおすすめ。旧市街には徒歩圏だし道案内もわかりやすい。
トリニダー
トリニダーでは「Hostal Las Margaritas」に泊まった。町の中心部からは少し離れているので夜は静かだけど、カサがたくさんある地域とは別のところにあるのか都市間タクシーでも迷われた。でもわかりやすい道で徒歩で十分に中心部まで行けるし、坂もなく街灯もあるので不便ではない。ここは自宅を貸し出すというよりも本格的にホテルとして稼いでるタイプのカサだった。屋上には小さなプールも作ってあった。
キューバに到着後すぐにリコンファームの電話をくれと言われていて面倒だなーと思っていたけど、ハバナの宿のイボンにお願いしたら自分の携帯電話でかけてくれた。私たちの部屋は二階に上がってすぐだった。階段がちょっと急なので荷物が重い人は注意が必要。もう普通のホテル。エアコンも完備。窓はバスルームの上部にしかないので、外が見えるところが良ければ交渉になると思う。タオルも十分すぎるほどある。湯量、温度ともに十分。ただ窓を開けていると虫が入ってきたり、季節によっては寒いかも。この宿を予約する決め手になった看板犬。私たちが行った時には不愛想だった。ハバナで部長の営業を受けていたので「こっちはヒラだね」という評価になった。お昼時だったからお腹いっぱいでお眠だったのかな?ご主人のハニオは英語が堪能だけど大人しいので、キューバで他のカサに滞在してここに来るとビジネスライクに感じるかもしれない。お手伝いの女性も英語は堪能。おばあちゃんは英語はダメみたいだけど、こちらがスペイン語で話しかけてもお手伝いさんを呼んでくれる。女性はみんな人懐っこくてお喋りしたら楽しそうだった。本当にバタバタした滞在だったから朝ごはんしか食べられなかったけど、おばあちゃんの作る晩ご飯食べてみたかった。
朝ごはんは幾つかあるテラスに部屋ごとに用意されてプライベート感があるし、お水もウォーターサーバーからの冷えたものをくれる。本当にホテル。いきなり人の家に泊まるのは嫌だなという人も大丈夫な宿。